NEWBORN A PRECURSOR



Released:2000
Label:FLUSHBULB
No.:FLBB009/10
Format:2CD
Quality:A(AUD)
DISC 1
1. Go Let It Out
2. Who Feels Love?
3. Supersonic
4. Some Might Say
5. D'You Know What I Mean?
6. Acquiesce
7. Sunday Morning Call
8. Gas Panic!
9. Roll With It

DISC 2
1. Stand By Me
2. Wonderwall
3. Cigarettes & Alcohol/Whole Lotta Love
4. Don't Look Back In Anger
5. Live Forever
6. Champagne Supernova
7. Rock 'n' Roll Star

Yokohama Arena, Kanagawa, Japan 02/29/2000

2000年ツアー初日の横浜アリーナ公演をほぼ完全収録。 録音のタイミングが遅れたのかFuckin' In The Bushesは未収録で、アンコールのLive ForeverとChampagne Supernovaの間にややカットがあります。 音質自体はクリアで良好なオーディエンス録音で、かなりステージに近い位置で収録しているので聞きやすいと言えますが、 会場のホールエコーが強めなのと少しだけこもった感じがするのが残念。 また、これは好き嫌いの分かれるところですが、周囲の話し声や歌声が鮮明に聞こえてしまう箇所が多いのが少々耳障りでしょうか。 音質だけで考えるならば、翌日の名古屋公演を収録したMY GENERATIONの方が会場の音響のよさもあって安定感・立体感ともに上だと言えると思います。 演奏の方は、ツアー初日ということと新メンバーが加入したばかりとあってややちぐはぐな面があり、 ゲムのギターが不安定で精彩を欠いているばかりでなく、リアムも歌詞を間違えたりしているのでいまいちな感じは拭えないです (NME誌に「壮大なリハーサル」と酷評されたのは有名な話)。 ただ、セットリスト的にはかなり興味深く、福岡まで3回のみしか演奏されないSome Might Sayや、このツアーではこの日のみのD'You Know What I Mean?が演奏されている点が注目。 3rdツアーの頃と少し変わって、オリジナルと同じように冒頭のヘリのSEからストレートにイントロがはじまるアレンジ。 Acquiesceではこの時期としては珍しくアウトロにSally Cinamonをつなげていているのも面白いです。 ツアー初日でライブの出来はそれほど良くないものの、音質のよさとプレス盤という点ではそれなりに評価できるタイトルだと思います。