DEFINITIVE MAINE ROAD 1996: 2 DAYS REMASTER & REMIX



Released:2024
Label:Wardour
No.:Wardour-623
Format:4CD
Quality:A+(SBD)
DISC 1
1. Introduction
2. The Swamp Song
3. Acquiesce
4. Supersonic
5. Hello
6. Some Might Say
7. Roll With It
8. Morning Glory
9. Round Are Way/Up In The Sky
10. Cigarettes & Alcohol
11. Champagne Supernova

DISC 2
1. Whatever/All The Young Dudes
2. Cast No Shadow
3. Wonderwall
4. The Masterplan
5. Don't Look Back In Anger
6. Live Forever
7. I Am The Walrus
8. Cum On Feel The Noize
9. Wonderwall (AUD Patch Version)

DISC 3
1. Introduction
2. The Swamp Song
3. Acquiesce
4. Supersonic
5. Hello
6. Some Might Say
7. Roll With It
8. Morning Glory
9. Round Are Way/Up In The Sky
10. Cigarettes & Alcohol
11. Champagne Supernova

DISC 4
1. Whatever (aborted)
2. Whatever/Octopus's Garden (Noel)
3. Cast No Shadow
4. Wonderwall
5. The Masterplan
6. Don't Look Back In Anger
7. Live Forever
8. I Am The Walrus
9. Cum On Feel The Noize

DISC 1/2:Maine Road, Manchester, England 04/27/1996
DISC 3/4:Maine Road, Manchester, England 04/28/1996

オアシス史上もっとも評価の高いメイン・ロード公演2日間を完全収録。 このライブはオフィシャルビデオの...THERE AND THENにも2日目の映像が11曲も収録されたので非常に有名なものですね。 メイン・ロード公演はそのビデオ製作のために撮影されたプロショットの映像が1996年当時流出したため、 これまでにもそのプロショットビデオからの音声を利用したブートが数多く出ていましたが、どのタイトルも音質的にいまひとつなものばかりでした。 このブートは綿密な編集とリミックスおよびリマスターが施されており、今までとは全く違うクリアかつ迫力ある音質になっているため、新たな定番となりうるタイトルと言えるでしょう!

まず、初日については、Exile On Maine Roadなどの既発盤はどれも音がこもりがちで、ボーンヘッドのギターが小さくギグジーのベースが大きいという欠点を抱えたものばかりでしたが、 この盤ではまず全体的な音質自体がかなり鮮明になっており、ボーンヘッドのギターもはっきりと聞き取れるようになっただけでなく、大きすぎたギグジーのベースも適度なバランスに抑えられています。 また、Wonderwallについてはサウンドボードソースで元々イントロが10秒程度欠けており、今回も本編にはイントロ部分が欠けている状態での収録ではありますが、 既発盤と異なり残されたサウンドボードの音声をすべて生かす形での収録になっています。 ライブの内容はノエル本人が地元凱旋だったということもあって最高のギグだったと振り返っているように、バンドのテンションもリアムのボーカルも含めて最高潮! この時期特有のテンポの早い疾走感のある演奏で、誰もが認める名演には間違いありません。 特にCum On Feel The Noizeは、数あるライブの中でもテレビ出演以外ではこのメインロード2日間でしか演奏されていない非常に貴重な曲! なお、ボーナストラックとして欠けていたイントロをオーディエンス音源で補完したWonderwallが改めて収録されていますが、 補完されたオーディエンス音源の音質が元々かなり悪いので、これはあくまでも資料的な価値として捉えるのがよいかと思われます。

2日目はこれまでもっとも音質が良いとされてきたDudes Are Back In Townにあった右チャンネルの終始聞こえるジリジリといったノイズがほとんど聞こえなくなっているほか、 細かい部分で複数ソースを使用し、初日同様音声もリミックスされているためより聞きやすく変化しているのがわかります。 Cast No Shadow、Wonderwall、The MasterplanはTHERE AND THENのソースから改めてリミックスされているため、かなり音質が向上。 また、Round Are Wayではイントロのブラスのパートがオフ気味になっていましたが、こちらもブラスのパートのみをTHERE AND THENから抽出してミックス。 そして、イントロのギターがオフ気味になっていたDon't Look Back In Angerも丁寧に修復されています。 初日に比べると少しリアムが疲れ気味ではあるものの、2日目もやはり絶好調! テンションの高さは初日と同様で、2日目も初日に負けず劣らず名演のひとつと言えると思います! Whateverでは出だしでリアムが間違って1ヴァース先から歌いだしてしまい、演奏を中断。 ノエルと口論したあとはすねてしまい歌うのを拒否するという出来事が発生しています。

今まで数多く出てきたメインロードのブートの中でも最上位になるであろうタイトル!

なお、このブートは初回限定としてナンバー入りのステッカー付きでリリースされています。