Released:2005/05/30 Chart:No.1 |
1. Turn Up The Sun
2. Mucky Fingers 3. Lyla 4. Love Like A Bomb 5. The Importance Of Being Idle 6. The Meaning Of Soul 7. Guess God Thinks I'm Abel 8. Part Of The Queue 9. Keep The Dream Alive 10. A Bell Will Ring 11. Let There Be Love 12. Can Y'See It Now? (I Can See It Now!!) * 13. Sitting Here In Silence (On My Own) * * Japan Only Bonus Track |
3年ぶり、6枚目のアルバム。
2004年1月のアランの突然の脱退によりドラムスにリンゴの息子ザック・スターキーが加入、
プロデューサーはデイヴ・サーディとノエルがつとめた。
イギリスと日本で初登場1位を記録。
サウンド的には前作の比較的シンプルなアレンジを引き継ぐ形でより一層アコギ色が強くなり、以前にも増して分厚いエレキギターの音は影を潜めている。 また、ノエル以外のメンバーの曲がかなり秀逸。 特にリアムは「LOVE LIKE A BOMB」「GUESS GOD THINKS I'M ABEL」といったメロディが美しいものから、ストレートな「THE MEANING OF SOUL」まで幅広く手がけているし、アンディも冒頭の「TURN UP THE SUN」で大きく貢献。 以前のオアシスらしさを感じさせる曲は意外にもアンディやゲムなどのノエル以外の曲に多くなった。 そして何よりラストの「LET THERE BE LOVE」は名曲。 曲自体は「STANDING〜」の時期に作られ、ブート盤RARITIES OF GIANTSなどに収録されている「It's A Crime」と同じものであるが、 歌詞も構成も変えられすばらしい魅力を持った曲になり、さらに「Acquiesce」以来となる兄弟でのボーカルになっていてこれがとても感動的。 どちらかといえば、最初に一度聞いただけではあまりどの曲も目立たない感じがするが、 全ての曲がアルバムには欠かせない重要な要素となっているため、何度も聞いていくとアルバムのよさがわかってくるような気がする。 また、ノエル自身も発言していることだが、「ノエルが書いてリアムが歌う」という図式にとらわれないようになったことによって、 アルバム作りにさらに良い影響を与えているのではないだろうか。 いずれにせよ、個人的にはオアシスのまた新たな側面を感じたこのアルバムはとても好きだ。 |