CRASHLANDING IN L.A.



Released:1994
Label:Home Records
No.:HR 5997-2
Format:1CD
Quality:A(AUD)
1. Rock 'n' Roll Star
2. Columbia
3. Fade Away
4. Digsy's Dinner
5. Shakermaker
6. Live Forever
7. Bring It On Down
8. Up In The Sky
9. Slide Away
10. Cigarettes & Alcohol
11. Maried With Children
12. Supersonic
13. I Am The Walrus

Whisky A Go Go, Hollywood, Los Angeles, CA, USA 09/29/1994

ロサンゼルス、ウィスキー・ア・ゴーゴー公演を完全収録。 高音質のオーディエンス録音で、序盤でやや音がふらつく以外は安定していて音も近く聞きやすい部類。 冒頭の1ではギグジーのアンプにトラブルが発生したため一旦中断していて、やり直しをしています (このやり直す部分が入っているのはこの盤のみ)。 Digsy's Dinnerでもベース・アンプが不安定で、ほとんどベースが聞こえないのが確認できます。 そのことから、ノエル本人が1で中断した理由として「自分だけが曲を間違えていた」と述懐していますが、実際にはそうではないことがこの音源でわかると思います。 この日はリアムがステージ上でクスリをやっていたらしくかなりラリっていたそうで、確かに出回っているAUDショットの映像ではドラムセットの背後に度々隠れている姿が捉えられています。 それが理由かどうかはわかりませんが、かなり盛り上がっているオーディエンスのせいもあってかライヴ自体は最初から飛ばしていて、リアムの調子もいいのでとても聞き応えのある音源ではないでしょうか。 DVDでも少し収録されているように、Live Foreverでアメリカ人を挑発するような歌詞に変えて歌っている場面もあり、いろんな意味で聞きどころの多いライヴです。 このライヴは前述したように会場側が撮影したと言われるAUDショットの映像も残っており、初期のライヴハウスでの貴重な映像とあってそちらも必見です (個人的にはボーンヘッドがオーディエンスのカメラで記念撮影するシーンが何とも近距離な感じで好きです)。 余談ですが、この日は偶然にもリンゴ・スターが見にきていたらしく、にも関わらずクスリをやっているリアムの状態を見てぶち切れたノエルがライヴ終了後に行方不明になるという事件が起こっています。