-No.11-　後悔先に立たずの意味を知る

今日の出来事です。

相変わらず、遅くまで学校で卒論の作業をしてました。
帰って寝たのが午前５時くらいででしょうか。

１２時には起きる予定だったのですが、
お布団が俺を離したくないって駄々をこねるもんですから、さらに二度寝に入ったんです。

そしてさらに夢の世界へ旅立ってから約１時間後。

チャ～チャララ～ララ～・・・・・・♪　　（携帯の音）

ちっ、なんだよ。俺の眠りを邪魔する奴は誰だ！？

ん、非通知だあ！？

ふざけた野郎だ。人にものを申す前にまず自分の名を名乗るのが基本であろう。

非通知の電話はだいたいセールスなどのくだらない内容が多い。

しかも、俺の眠りを邪魔した以上、相手次第では俺もそれなりの態度で出てやるわ。

と、寝ぼけた頭でもそういうことだけは考える。

ちっ、うぜぇ。

ピッ

俺　「あ゛～い。」　←かなり低い声で

電話先　「○×建設の□△と言いますが・・・」

ん？なんか良く分からんがセールスか？

ったくうぜぇ。

セールスに対しては最初から毅然とした態度をとるのが一番だ。早々に切り上げてもらうよう不機嫌モードで話してやるわ。

俺　「はぁ？（微怒）」

だりーっていってんだろ。

電話先　「・・・あっきーさんは今日はどうしたのですか？今、どちらに居られます？」　＊名前は便宜上あっきーで。

俺　「はぁ！？？」

ん、知り合いなのか？俺はしらんぞ。

電話先　「○×建設ですけど、わかります？」

ん、○×建設！？

！

しまったぁ～！！！

○×建設って、

セールスどころか、

来年、俺の就職する会社じゃん！（泣）

なんという、とんでもない対応をしてしまったのだろう・・・・。（汗）

確実に感じが悪かったはず・・・！

電話先　「今日は現場見学会でみんな集まってますが、どうしたんですか？」

しかも、現場見学会だと！？

＊現場見学会とは○×建設内定者に仕事を知ってもらうための行事であり、内定者の１人である俺も参加義務がある行事である。事前に連絡をもらっており１５日１３時に福岡集合なのだ。

こいつはヤバイ、完全に忘れてた・・・。もう１３時過ぎてるし・・・。（滝汗）

俺　「あ、ああ・・・・・」　かなり焦って言葉が思いつかない。

態度一変、かよわい子羊に。

電話先　「ひょっとして、今日の事忘れてました？」

俺　「は、はい・・・。申し訳ありません。」

電話先　「ああ、そうですか～。あっきーさんは熊本ですよね。じゃあ、もう今から福岡に来ても間に合わないですよね？」

俺　「間に合わない・・・と思います・・・。」

電話先　「はい、分かりました。それでは今日は欠席ということですね。」

俺　「すみません。大変申し訳ありませんでした！」

電話先　「わかりました。それでは。」

ガチャ。

（Ｔ△Ｔ）ｵﾜｯﾀ…。

何をやってんだ、俺。

しばし、呆然と電話をカレンダーを眺める。

いくら最近忙しいとはいえ、来年から就職をする身である。

社会人の仲間入りをするための第一歩目にして大幅に踏み外しました。

自分の就職先をセールスと勘違いし、ぶっきらぼうな声で対応した挙句、会社行事をサボる奴なんて、おそらく俺くらいだと思います。

入社前にして、おそらく「使えない奴」のレッテルが貼られたことでしょう。

我ながら情けない。来年が思いやられます。

こうなったら、いっそのこと漫画「サラリーマン金太郎」のように入社前に

釣の最中にボートで沖に流されてしまった社長を７時間泳いで助けに行くことしか、名誉挽回の方法が思いつきません。

なにか他に挽回のチャンスはないものか・・・。

くぅ～、しかしこの程度で負けてなるものか。

そう、勝負は入社後！いかに働くかだ。

今回の件を、俺のインパクトとして逆手にとって個性派デビューしてやる！

俺は絶対負けねえ！！！強くなる！！！

アチョ～！！！

この関根さんのように。　今回かなり強引ですみません。

（01年11月１５日現場見学会に行ってるはずの時間帯）