Gig Reviews  
Yokohama Arena Japan
[Mon 6 Mar 2000]
Review
19:00のスタートに間に合うように、横浜アリーナに駆け込んだ。入り口に付いた時にはもう10分前を切っていた。今日はセンター席7列目、Noel 寄りのほぼ中央という絶好のポジション。Liam と Noel に私の叫び声が届きそうな距離だ!さぁ、準備はOK、いつでも来いっ!

19:00 :  ライトが落ちて、Fuckin' In The Bushes が響きわたった。" Helloooooooo! " Liam、今日もご機嫌なようだ。Go let It Out を歌い終わったところで、Noel の後ろを通ってステージサイドへ。姿を消したかと思ったらすぐに、そそくさと、片手にティーカップを持って戻ってきた。マイクの前でご機嫌そうに紅茶を飲むLiam・・・やっぱ、イギリス人なんだなぁ。長めのちょっと John Lennon を思わせるような髪が揺れる。 チェックのシャツにG-ジャン、サングラスなし、となかなかかっこいい。日に日に声のコンディションも良くなっている。Supersonic で一気に会場が沸いた!Liam の存在感と独特の声にいつの間にか引き込まれていった。曲の合間に、Liam が Andy と Gem に手を差し出して観客に紹介する場面も見られた。

Acquiesce では Liam と Noel の絶妙のバランスと、アップテンポな演奏で最高だった。Oasis のロゴがステージのバックと上に映しだされ、くるくる回転していた。この曲はアンコールというイメージが強かったのでライブ中盤にやるとちょっと変な感じがした。Noel が何かのインタビューで自分達のことを歌ってるんではないと言っていたが、喧嘩しようと、攻撃し合おうと兄弟で「Cos we need each other」なんて歌って妙にサマなってしまうのは彼らぐらいのものだ。

Noel の Sunday Morning CallWhere Did It All Go Wrong? が続く。Noel は一体、どこを見ているのだろうか。まっすぐ正面を見据えるように、力強く、そして自信あふれる声で歌う。その一方でどこか遠くを見つめるような眼差しをしていた。Don't Look Back In Anger では大合唱になったが、やはり今日のNoelはどこか遠くを見つめているような目をしていた。 クライマックスはやはり Live Forever のシンプルで美しい旋律に酔いしれているうちに、あっという間にメインパフォーマンスが終了してしまっていた。

アンコールでは、Noel が Beatles のカバー、Helter Skelter を、まるで自分の歌のように、高らかと歌い上げ、大歓声が巻き起こった。かなり忠実にカバーしていたと思う。そして今回のツアーで定番となっている Rock'n'roll Star で幕を閉じた。

20:30 :  今夜も Oasis は Rock'n'roll Star だった。そして Liam は誰がなんと言おうとも現役最高の ROCKシンガーだ。世界中で1番始めに Oasis を見られるのは嬉しいことだが、私としてはツアー後半に、演奏を重ねて厚みがでるころに見たかったと思う。


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Setlist
  1. Fuckin' in the bushes
  2. Go let it out!
  3. Who feels love?
  4. Supersonic
  5. Shakermaker
  6. Acquiesce
  7. Sunday morning call
  8. Where did it all go wrong?
  9. Gas panic!
  10. Roll With It
  11. Stand by me
  12. Wonderwall
  13. Cigarettes'n'alcohole
  14. Don't look back in anger
  15. Live forever
    ----- encore -----
  16. Helter Skelter
  17. Rock'n'roll star


海外みたいなデザインのチケットにして欲しい・・・