[Fri 24 May 2002]
第1回目の MTV Video Music Awards Japan はいろんな意味でドキドキしたセレモニーだった。
Oasis はオープニング終了した時点で仲良く会場入り、国際フォーラムの前のほうの席に着席した。そして、Oasis がノミネートされているベストライブパフォーマンスの発表、Oasis 見たさに大量に応募が殺到したから、当然 Oasis が受賞に違いないと思いつつ、ちょっとドキドキ。もちろん Oasis の名前が呼ばれて、メンバーはステージに上がった。 騒がしくって聴こえなかったが、まず Noel が「ありがとう」と言って、次に Liam が何か言って、Andy が「Thank you for Japanese fan!」と。最後に Gem も何か短く一言話していた。関係ないが、Alan がジャケットの下に着ているのは昨日と同じ水玉Tシャツでは？！Liam と Andy は白で、Noel は相変らずGジャン姿だった。 それにしても目の前で、Oasis が受賞する瞬間が見れるなんて、もう二度とないかもしれない。
しかし、ここからが長期戦だった。第1回ということもあってか、MTV の段取りが相当悪く、いっこうにセレモニーが進行していかない。３時間のはずなのにスタートから遅れて、時間だけが過ぎていった。国内・海外のパフォーマンスは楽しいが、次第に時間が気になって来た。23時を過ぎても、23時半を過ぎても Oasis は見られないまま。 なんとしても、Oasis を見て帰らなければ！！この時点で終電がなくなっても絶対見るんだ〜！と心に決める。
そして、とうとう待ちに待った Oasis がステージに登場、曲は The Hindu Times。こんな長時間待たされてOasisも疲れたんでは？と思ったが、Liam、酔いつぶれたりせず、ロックな声の健在ぶりを見せつける。1曲だけど最大限に楽しもうと思って、一般客がいける一番前のところまで行った（それでも距離はあったが）。やっぱり今日ベストライブはOasisだ！本当に待って良かった！
1曲だけなんて、ちゃっと寂しいなぁと思いながら時間を見たら、0時4分！感激にひったっている場合ではない。会場を後にして駅まで猛ダッシュ。こんなに走るかというくらい走ったが、結局終電には間に合わず、途中からタクシーで帰るハメになってしまった。でも、Oasisが見られて本当に嬉しかった、本当に楽しかった。
- The Hindu Times
