鹿内武蔵(B)
ひたすら破壊的針路を取るオリンポスにあって、秩序と調和をもたらすバランサー的存在が、この男のベースである。ひたすらソフトタッチに徹する彼の低音に、打撃音に等しいボーカルやコーラス、ギターが絶妙の調和を見せることで、バンドの総合的な攻撃力は何倍にも膨れあがっているのである。彼のベースは、言うなれば猛獣使いだ。