time machine for follow the tracks / XIzE

どうもどうも、こんにちは!XIzEと申します!名前だけでも覚えて帰って下さいね!!
ちょうど約1年前のお話、サプライズ盤でタイムマシンのリミックスをしました。

「タイムマシン -for the future's-」(以下:future's)

過去のモリモリあつしの曲を遡ってみよう、というコンセプトのもと制作しました。
頒布数が少なかったのでなかなか手に入れている方も多くはないかとは思いますが…。
お手にされている方は全てわかったでしょうか?全てわかった君はあつしMANIAです!

future'sは活動初期からの彼の音源を全て持っていたことから思いついたアイデアで、
タイムマシンという名前の通りに過去から遡ったらきっと面白いという構想でした。

しかし、皆さんならご存知の通り彼は作風が幅広いので1曲にそれを詰め込むと…。
なんだか博物館や展示会みたいになります。まぁでもそれもいいのかな、なんて。
1小節ずつ彼の楽曲を出してはタイムマシン(的なFX)で飛ばして次の曲へ。
そして最後に「タイムマシン (XIzE-Remix)」が流れてくると…。懐かしいです。

タイムマシン(名詞)部分はそれはもう色々と葛藤がありましたが、
タイムマシン(楽曲)部分もかな?り悩んで制作した記憶があります。

皆さんならご存知だとは思いますが、タイムマシンって凄い曲なんですよ。
完成されているんです、世界観からなにからなにまで。凄い曲なんですよ。

世の中にはリミックス"しやすい曲"と"しにくい曲"がありますが、この曲は後者。
原曲の世界観をぶち壊すのは簡単ですが、それでタイムマシンといえるのだろうか。
そこで思いついたのが先程のアイデアでした。なんというか強制タイムマシンです。

――そして時は2015年、今回の企画の話を聞き時間に猶予もあるということで…。

もう一度、やってみることにしました。コンセプトはそのまま、今の自分で。
今回もそりゃあもう悩みましたし、件のコンセプトをやめることも考えました。
荷物無くなったり入院したり退院したりPC壊れかけたり色々とありましたが…、

「time machine for follow the tracks」

無事、完成しました。 (※原稿制作中の現時点ではまだ完成しておりません。)

なんかちょっと垢抜けた感じが伝わりますでしょうか。勿論、伝わりますよね。

あまり多くを語るつもりはないのですが、future'sとはだいぶ変わりました。
前作をご存知の方は過去曲の露出が減ったように感じるかもしれませんが、
実は原曲の1部分をフリーズさせピッチ編集を加え音を奏でている箇所があります。
対象楽曲が少ないんじゃないと思ったそこのあなた、よく聴いてみてください。
ある曲の後ろで6曲ほどタイムリープしてる楽曲があります。(超高難易度です。)
露骨な演出から味のある演出にシフトさせてみた次第です。(それでもまだ露骨。)

回想パートに尺を取るのでフル尺にはできないのがこのコンセプトの辛いところ。
タイムマシンはとても好きな曲なので人生であと1度はリミックスしたいですね。
その時はこのコンセプトは使わず、フル尺でアレンジしてみようと考えています。


――きっと、未来の僕達には過去を振り返る必要なんてないだろう?


――「 -for the future's- 」。 僕たちの未来は、輝いてるんだよ。