2001.1.13(SAT.)
六本木PITINN

せっきょうナイト!Vol.1

MATARO(Perc)
島健(P)
則竹裕之(Ds)
須藤満(B)
松原正樹(G)
中村哲(Sax)


M-1.MATARO Solo
M-2.MATARO+則竹 Duo
M-3.MATARO+則竹+須藤 Trio
M-4.Doova Woova
M-5.Tell Me a Bedtime Story
M-6.C7
M-7.Push Dance
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M-8.Saras Touch
M-9.Well You Needn't
M-10.St. Bohemian's Dance
M-11.Memories Of Tomorrow
M-12.Round Midnight
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E-1.Tombo 7/8

昨年11月に東京音大の学園祭にて行われた「セッキョウライブ2」のメンバーをベースに、今度はPITINNに登場です。なにが「せっきょう」なのかというと、事前にアンケート用紙が配られて、観客がメンバー宛に音楽に関する質問・人生に関する質問を書き、それにMCで答えていくというもの。そもそも、最初に東京音大でやったとき(セッキョウライブ1)に、MATAROさん・仙波師匠・PONTAさんという顔ぶれだったので、「PONTAさんに怒ってもらおう!」ということになったのがきっかけだったとか。

印象に残ったことをいくつか書いてみますと・・・
まずはMATAROさんのソロ〜則竹さんが加わってのデュオ。MATAROさん、とっても大らかに歌います。めちゃめちゃHappyな世界。そうそう。MATAROさんがバスドラを使っているのに気づいて、どんな風になっているのかと覗きこんでみますと、かなり小さいバスドラで、容積の半分近くまで毛布のような布が入っていて、かなりミュートされた音が出ています(しかもこの毛布、牛柄!・・・かわいい・・・!)。途中から、ソロをまわすところでは攻守交替するように見えてとっても面白いです。MATAROさんの大胆なプレイを則竹さんが細やかに支え、則竹さんが華やかにソロをきめると、その横ではMATAROさんが大きくかつ緻密に叩いている・・・みたいな感じ。打楽器同士だと、「こういうのって楽器を通した会話なんだな」というのが、目でも耳でも、よく分かるような気がします。
Tell Me a Bedtime Storyは、セッションでカバーものを叩くことが少ない則竹さんなのに、なぜかこの曲は年に1回は必ず聴いているような気がします、私はとても好きな曲なので、これは嬉しい。アレンジも雰囲気も、そのライブによって全然違うものになっていますが。このライブでは島健さんのこぼれるようなピアノにMATAROさんが彩りを添える感じが素敵です。
Round Midnightはソロまわしがあって、則竹さんもちょっと長めにソロをとりました。音数多いのに、なんだかなめらかに感じます。(…といいつつ、途中で私は拍子を見失ってしまったのですが…)。 この日のメンバー、須藤さんとMATAROさんはもう御馴染ですが、他の3方についても、アマチュアの頃から聴いていたり、デビュー間もない頃に共演の機会があったりと、則竹さんはとても思い入れ(といっていいのかな)があったようで、その辺りをMCで語ります。そのせいか、そうでないのか。松原さんのソロの時に則竹さんが注ぎ込む視線はすごい集中力を感じられました。

このライブのタイトルになっているところのセッキョウ、今回も強烈な質問満載です。これは、豊富な人生経験のあるメンバーにしか答えられません。ワタクシが書いた子供の質問など読まれるはずがありません(「友達が不倫しそうなのですが、どうすればとめられますか」って書いたんだけどなー)
(kozue)


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