9月22日にアルバムが発売された SECRET BOOK。アルバム発売記念と銘打って、ちゃんと会場内でＣＤの販売もされていました（私もここで買いました(^^)）。今回はいつものメンバーにパーカッションの菅原さんが加わって、その分則竹さんの叩くフレーズはだいぶ変わっていました。

今回は新曲「September Song」が演奏されました。ミディアムテンポのメジャーの柔らかいロマンティックな雰囲気は、日差しが優しくて空気が心地よいこの時期にぴったり。詞はついていなくて、美潮さんがスキャットで落合さんのバイオリンとハモるのが、伸びやかで美しくて、秋の空が高い日を思わせます。うーん、気持ちいい(^^)９月って好きなんですよねって、曲と関係ないんですけど。

前回からレパートリーに加わった「ブルーロンド」、演奏する側にとっても難曲のようですが、やっぱり面白い！他の曲はゆったりと目を閉じて聴きたい雰囲気ですが、この曲はステージの方に身を乗り出してしまいたくなるような目まぐるしい変拍子。この曲を聴くと、則竹さんと落合さんの組み合わせの妙みたいなものを感じてしまいます。

ところで、今回のＭＣでは美潮さんが全員に今後の予定などを順にしゃべってもらっていたのですが、そこで落合さんが言ってらしたのが、落合さんのファンクラブでは会員証がＭＤになっていて、落合さんのバイオリンの多重録音による演奏が入っているんだそうです（更新すると曲も増やすつもりだとか）。うわー、うらやましい！聴きたい！！
則竹さんもアルバムの宣伝、翌日からは本田さんのツアーに参加することなど告知していました。

この後のSECRET BOOKは、宮城さんと美潮さん以外のメンバーが変わってのライブをいくつか予定されているのですが（宮城さんは「みんな忙しくて、スケジュールがとれない」と嘆いていました。こと、則竹さんが難しいと…）、またこのメンバーのライブも聴きたいなと思います。

このライブで、新しいドラムが登場しました。TAMAのスタークラシックなのですが、則竹さんには珍しくキラキラ光るものが散りばめられているスパークルの仕上げで、照明が入る前は黒に見えて、ライトが当たるとその当たり方によってで青・緑と変化、まさに玉虫の背中のようにさまざまな色が縞状に見えたりもします。一見地味、実は派手派手！（翌日の本田雅人氏のライブで「大人っぽくて華やかなのにしたいと言ったら、「こういうのはどうですか？」って出てきたのでそれでお願いした」とのこと）
タムタム２つ、右手側にフロアタム１つ、B.D.は今回も２つセットされていて、これでフル装備のようです。パッと見た感じ、タムタムは前のものより口径を小さく深さは増した感じです。

(kozue)