KORENOSライブレポート
1998年10月21日 京都・ライブスポットラグ

KORENOS:是方博邦(Guiter)、則竹裕之(Drums)、須藤満(Bass)


まさか今年二回も見られるとは思っていなかった、KORENOSのライブがまた見られることになりました。今回は、西日本各地を回るツアーを行ったKORENOS、最後から2本目のライブが、京都・ライブスポットラグで行われました。

 前回3月に行われた際は、連休と言うこともあって大入り満員だったのだが、今回は平日も平日、水曜日だったためそれよりは若干お客さんが少なかったです。とはいえ出ていたテーブルはすべて埋まっていました。


    開演時間である7時30分を10分ほど過ぎたところでメンバーが登場しました。

    是方さんがギターボコーダーを使い、ふわーっとした音を奏でます。
    そこへ則竹さんがマレットでシンバルやタムを叩いていきます。
    ベースがゆっくりとそれに絡みます.
    何が来るんだろう・・・とわくわくしながら聴いていると、突然
    ものすごい圧力で音が迫ってきました!

    1:マリアナス(是方博邦「FISH DANCE」:廃盤)

    この曲は前回のKORENOSでも聴いたんですが、
    迫力がケタ違いに違いました。
    特筆すべきは、則竹さんのドラム。
    ものすごく力強さを感じたんです。特にバスドラ。
    ワイルドになったと思うんです。かなりビックリしました。

    「マリアナス」が終わり、次の曲のイントロを演奏したとき。
    「あれ?これって、ひょっとして・・・」と、私は急速に心臓が
    期待でドキドキしてきました。 
    そして、ギターがメロディを歌い出し、私の予感は的中したのです。 
    「やっぱり、Heart Of Earth や!!!やったー!!」 

    2:Heart Of Earth (是方博邦「KOREKATA」)
    すっごく大好きな曲の一つで、「一度でいいから生で聴きたい!」と
    思っていた曲でした。めちゃくちゃうれしかったです。
    CDに入ってるバージョンは、ジャングルの効果音などが入っているの
    ですが、この時のバージョンはロック調でした。(だから最初聴いたとき
    わからなかったのですが・・・)

    小刻みなハイハットの音、うねるリズム、その上で大いに歌うギター。
    その演奏が、たまらなく気持ちよかったです。
    「ありがとうございますぅー」と是方さんのご挨拶。
    是「全国13本回ってきて今日が12本目ですー。全国各地で
      やりまくってまいりました」
    須「まいりましたー、ってまいってないですけど(^^;)」
    ここで、スタッフが則竹さんの所へ行ったら、「べこっ」と妙な音が
    響いたんです。
    床の音かと思った是方さんと須藤さん、床をどんどんっと踏みます(^^;)
    それに合わせ則竹さん、なぜかバスドラを踏んでました(^^;)

    是「もう、浜松(注:今回のツアーの初日)なんていつのことやらって
      感じですよねー(笑) 
      ちょうど台風の頃に回ってたんですけど、岡山でのライブの時、
      ちょうど岡山上空を台風が通過中に、ライブハウスの中は
      嵐だったという(笑)
      それでライブ終わったら静かになってねぇ、雨はすごかってんけど。
      翌日は晴れて、電車も動いてるし良かったー、と思ったら
      『この電車止まってますよ』言われて。(爆)
      どないしよーっって思って、歩いて行ってん、山越えて(笑)
      しんどかったなぁー(笑)
      川越えるときは服脱いで荷物頭に乗せて(笑)
      則竹が流されるんやな、一番軽いから(爆)
      『是方さんさよーならぁー』とか(笑)」

    もちろんこれは冗談で、岡山のライブに須藤さんのお友達が来ていた
    ので、その人に車に乗せてもらって鳥取まで行ったそうです。
    是「それで昨日はオフだったんですけど。映画を見に行きまして。
      ”プライベート・ライアン”っていう。見 に行った人います?
      (一人二人手が上がる)すっごいよねぇ。
     オフやから体休めよう思て行ってんのにぜんっぜん休まらんかった(^^;)
     最初30分間延々戦闘シーン(^^;)」
    須「すごいですねぇ」
    是「今までの戦争映画と全然違うねん、超リアルで(^^;)」
    そしてすでに演奏した二曲と、次に演奏する曲の曲紹介を行い、
    次の曲が始まりました。

    3:HIGH SPIRITS WOMAN  (出所不明)

    是方さんのナンバー。軽快なロック調の曲で、カンカンと
    シンバルが鳴っているのが印象的でした。

    4:ペンギンの初恋 (是方博邦「KOREKATA」)

    ゆったりとしたミディアムテンポのバラード。
    ギターの優しい歌い方が、この曲を盛り上げていました。

    〜MC〜

    是「KORENOSという名前もまだまだ全国には知られてなくて。
      地方に行くと客の入りが少なかったり、始めていった所やのに
      えらい盛り上がったりして。
      新人バンドですから。キャリアの長い新人バンド(笑)
      なぁー、シングル一つで3人で寝てるもんなー(爆)
      『須藤くんおっきい』とか言って(笑)」
    須「でも是方さんも僕の腕枕で寝てたじゃないですか(爆)」
    是「それで則竹が足の方で寝てるんや(爆)
      ・・・ウソですよ(笑)信じた人!(間があって、後ろで一人だけ手が上がる)
       わかってるなぁー(笑)」

    是「そのキャリアの長い新人バンドのメンバーを紹介します、
      ベース、須藤満!」
    須「キャリア長いって・・・(^^;)」
    是「だって、スクェア入って、もう?」
    須「12年・・・ですね」
    是「ほらー、10年ひと昔って言うしー(笑)」
    須「いやいや、でも僕が高校生の時からもう、是方さんはプロの
      第一線で活躍していたんですから(^^;)
      昔、山形市県民会館に高中正義のコンサート見に行ったんですよ。
      その高中バンドのサイドギターが是方さんだったんですよ。
      でもメインは高中さんですから、『高中ー、高中ー』って言ってた
      わけですよ。それで最後の方で、是方さんとギターバトルみたいなのに
      なったんですけど、僕がいたのは高中さんがいたのと逆サイドだったんですよ。
      前で是方さんが弾いてたら、現金なもので『是方ー、是方ー』って
      言ってたんですよ(笑)」
    是「あぁ、なるよねぇ(^^;)」
    須「それが、その人と一緒にやらせてもらえるなんて、プロになって
      よかったなーと思って(笑)」
    是「何をおっしゃいますやら、”TRUTH”でもうけてるくせに(爆)」
    須「いやいや、あれは安藤さんだけですから(笑)
      ミュージシャン印税は安いですから(爆)」
    是「日本はミュージシャン印税が安いよねぇ」
    須「そーだそーだ!!」
    是「ってことでみなさん、フュージョン界にもおひねりを!(会場爆笑)
      お札を首にかけて下さい!!(笑)
      ・・・このツアーではおひねりをいただいてまして。広島やったっけ?;
      アンコールの時におひねりの話になってえらい盛り上がって。
      そしたらおっちゃんがステージに来て『はいっ』って(笑)
      あの500円玉は光り輝いて見えたねー(笑)
      それで今まで集まったのをわけて300円、300円、450円(と、
      自分を指す是方さん(^^;))」
    須「是方さんにはいろいろとごちそうになってますから(笑)」
    そして、須藤さんが自分のソロアルバム”みなさんのおかげです”を
    宣伝してました。

    お次は則竹さん。
    則「是方さんにはいつもおいしいもの食べさせていただいて…」
    是「今日、十字屋(注:京都にある大手CD屋。ここでは三条本店のこと)の
      向かいにあるカツ丼屋さん(「かつくら」)に行ったんですけど。」
    則「うなぎの寝床みたいになっている所で」
    是「和式なんよねー」
    則「和式って…なんかトイレみたいですよね(笑)」
    是「あぁ、そうやね(笑)」
    則「是方さんのエビおっきかったですね」
    是「カツとエビのコンビみたいなん食べてんけど。(後日調査した所、
      「特選かつくら膳」というものらしい。サンプルを見た限りエビは大きい)
      こんな(と、両手で大きさを示して)あったよね」
    則「もっとおっきかったですよ。伊勢エビぐらいあって」
    是「こんな?(手で示すものの、以上に大きくなったのでお客さん共々笑う)
    則「是方さんも映画見に行ってはったんですけど、僕も行ったんですよ。
      ”タイタニック”」(爆笑)
    是「何回見てんの?」
    則「5回目ですね(笑)」
    是「もう、何がどこで起きるか全部わかってんのやろ?
      画面と一緒にセリフ言ってんのちゃうの?
      『僕は君のことが…』『船が沈むぞー…』とか(笑)」
    則「あぁ、そうですねぇ(笑)
      でもね、僕初めて泣かなかったんですよ。
      それまでいっつも泣いてたのに(^^;)
      『こんなはずじゃない』って気持ち盛り上げていったんですけど(^^;)」
    是「もう、いい加減飽きたんちゃうの?(^^;)」
    則「…あと、電気が明るくて」
    是「非常口の?」
    則「そうそう。それが興ざめでした」
    是「興ざめなのよね」(←オカマ口調(^^;))
    則「…そうよね(←同じくオカマ口調(^^;))
      でもまだアンコール上映ってやってるんですよね。梅田の六叉ビルって
      ところなんですけど」

    則「それで昨日、神戸から京都まで快速(と、言ってたけど、新快速か?)に
      須藤ちゃんと乗ってて、『あれが松蔭、あれが甲南女子』って案内
      してて『ふんふん』って言ってたんですけど。
      ちっちゃい男の子がね、『ここ座っていい?』って僕らの荷物指すんですよ(^^;)
      どうも遠足帰りの小学生の集団に乗り合わせたみたいで。
      『この荷物壊れ物入ってるからアカン』って言ったんですけど。
      それで話ししてたんですけど、『遠足行ったん?』『うん』『須磨浦公園
      行ったんやろー』って聞いたら、『なんでわかるん!?』『いや、おっちゃんも
      そんなん行ったことあるしー』って。
      (ここで場内、”おっちゃん”発言にざわめく(^^;))
      暗ーい子でね。なんかあるなーって子やったんですけど(^^;)
      『将来何になりたいん?』って聞いたら、『そんなんわかれへん!』って
      言うし(^^;)」
    是「そんなところまで聞いとったんや(^^;)」
    則「『お金いっぱいもらえるの』って言ってたから、『それやったらいっぱい
       勉強せなアカンなぁ』って言ったら、『なぁ、大工ってもうかるん?』って(笑)
      『いっぱい建物たてたらもうかるよー』って言ったら『ふ〜ん』って
      言うてましたけどね。
      それでね、その子に聞いたんですよ。『お兄ちゃんいくつに見える?』って。
      そしたら『20』って(笑)」
    是「あぁでも子供から見たら則竹ってそう見えるんやろなぁ〜」
    則「それで次に(須藤さんをさして)、『このおっちゃんいくつに見える?』
      ”おっちゃん”言うてる所ですでに策略的なんですけど(笑)
      そしたら『40』って」(爆笑)
    須「…(ドスの利いた声で(^^;))1964年生まれやー」
    是「でも須藤くんお肌つるつるやのにね」
    須「頭もつるつるになりそうなんですけど(爆)
    是「しゃれにならんで(^^;)」
    須「…やっぱりそう思ってんのかー。剃ってやるー(爆)」
    則「でもね、僕はその子が好きな女の子がわかったんですよ(←うれしそう)
      けんかしてるって言うか、『こっち見んなや!』とか言ってるんですけどね。
      もう、ここ(のど指して)まで、『好きなんやろ?』って言いそうになりました(笑)
      それでね、高槻で降りたんですけど。それまでその子冷たかったのに
      電車降りるとさみしそうな目で、ずっと手を振ってるんですよ」
    是「…ええ話やなぁ〜(笑)」

    是「僕も、神戸のライブに向かし桑名正博&ティアドロップスの時に
      ファンやった子が来ててね。『ひさしぶりー!』とか言って。
      それで『お店やってるんで来てください』って言われて、芦屋川に 
      行ったんですけど。 
      僕、昔芦屋川に住んでいたんで、なつかし〜って感じで。  
      それで、松蔭や甲南女子の子がいたんですけど。昔、甲南女子の子と
      6年間つきあっていたんで(笑)その頃と制服変わってないんよ。
       『うわーっ…』って単なるスケベおやじになってしまったんですけど(^^;
      この中に松蔭行ってた人っています?甲南女子は?
      (誰も手が上がらない)・・・別にいいんですけど(^^;)」

    「今回のこのツアーに出るために曲書きました。”トリオのための新曲”」
    と、是方さんの紹介で始まったのは。

    5:トリオのための新曲

    ちょっと複雑な感じの曲でしたが、このトリオならでは!といった印象を
    受けました。是方さんが、KORENOSの為に書いたと言うことも
    あって、メンバーそれぞれの個性がハッキリと出るような曲だと思いました。

    是「野獣王国というバンドもやってるんですけど。インディーズでライブ盤
      出したらメジャーレーベルの目に留まりまして。それでメジャーレーベル
      から5月に出したんですけど、それのツアーも回ったんですけど、
      もぉ、めちゃくちゃ大変で(^^;)
      今回のツアーはどんだけ楽やったか(爆)
      それで第二弾を出しましょうって話になって、来年の二月か三月に
      レコーディングに入るんですけど、その”レコーディング入ります
      ライブ”を1月22日にここでやります!(拍手)
      あと、オットットリオっていう、オットッ
      Tスクェアの安藤さんとカシオペアの野呂くんの3人でディストーション
      したりしてるんですが、またやろうよって話になって、
      8月にレコーディングして12月に出ます!
      元JIMSAKUの吉弘千鶴子ちゃんや、パーカッションの大儀見元などが
      参加してます。則竹くんも全曲参加で」
    須「オットットリオはお3人と則竹くんのバンドじゃないですか(笑)」
    是「はじめからいたんやっけ?」
    則「いやあの、ライブ見に行って、安藤さんに『やらせてください』って
      頼んだんです」
    是「あぁ、そうそう。安藤君が『則竹がどうしてもやりたいって言うから』って
      行って、『あぁ、そう?』って」
    則「でもあのライブアルバムの写真イヤなんですよ。タコみたいで。
      ちゅう。」(爆笑)
    是「…岡山にねぇ、F1の好きな人がやってる店があるのよ。もちろん
       スクェアファンやねんけど。それで昔**(名前忘れました)が
      勝ったときに毎回「Heart Of Earth」が流れてたんですけど。
      でも10秒ぐらいしか流れないんですよ。♪たーららたらら…
      (フェードアウト)って(^^;)」
    須「でもちゃんと下に”Heart Of Earth ひろかた…じゃない(爆)
      hirokuni korekata って出てたでしょ?」

    是「それでその店で昔のオットットリオのビデオ見せてくれたんですよ。
      名古屋でやったやつ。んまぁー、恥ずかしかったわー。若くて(笑)」
    則「でもあの中では是方さんが一番かっこよかったですよ。
      これ安藤さんや野呂さんに言ってもいいですよ(笑)」
    須「あれはスクェア、カシオペア、オットットリオって出てて。
      カシオペアも神保さん、櫻井さんがいたころで。」
    則「すっごい緊張したよねー(笑)」

    そして、是方さんと須藤さんがイスに座り、則竹さんがスネアを持って
    前へ出てきます。 
    是「あ、前に来られるんですか?
      いつもは見えないので海パンですが、今日は前に出てくるので、
      学ランです(爆)」
    則「そんな、若作りなだけです…(笑)」;

    是「アコースティックやるんですけど。まずはスマップの”夜空ノムコウ”を
      …スマップって知ってます?(反応がない(^^;))東京で流行ってる
      バンドなんですけど(爆)」
    須「バンドなんですか?(^^;)」
    是「いや、なんて言うか(笑)
      そして、”スパイ大作戦”をやります。」

    6:夜空ノムコウ

    是方さんと須藤さんがアコースティックギターとベースに持ち替え、
    則竹さんはスネア、シンバル、ブラスティックで演奏しました。

    最初にアコースティックギターが、そしてベースがメロディをとります。
    この曲、元から好きだったんですけど、また趣が違って良かったです。
    Bメロの所で、二拍三連(・・・だとおもう)になったりとか。
    ざらっとしたスネアの質感が良かったですね。

    7:スパイ大作戦&

    しっとりとした”夜空ノムコウ”とは違い、アコースティックなのにこんなに
    かっこいいの!?とびっくりしてしまうほど、かっこよくて、渋かったです。
    特に、スネアとシンバルだけであんなにいろんな音を作り出せるのには
    驚きました。シンバル一枚であそこまで盛り上げられるとは・・・。

    是「次は須藤くんの曲です。まずは、このツアーのために書いてくれた
      新曲です」
    須「リハーサルに持っていったんですけど、『こんな曲やれるかーっ!』って
      言われるかと思ってたんですけど、いつの間にかやることになって。
      ”Dr.K”って言うんですけど。”Dr.K”っていうのは、アメリカの
      メジャーリーグなんかで三振をたくさん取る人をそう呼ぶんですけど、
      ずっと三振ばっかりとってなきゃいけないから、疲れる、という曲です(^^;) 
      その次も”ふり逃げ”で急いで一周してこなきゃいけないから、
      疲れる、って曲です。一応”Dr.K”の”K”は是方の”K”ってことで(笑)」
    是「産婦人科らしいですわ(笑)
      おっちゃん見てあげよっか〜?…見ていらんって?(笑)

    8:Dr.K

    いかにも須藤さんの曲!って感じの、ベースがぐいぐい引っ張っていく
    ようなナンバーでした。
    もちろんベースソロもありました。短めでしたが、はじけてましたね〜。

    9:振り逃げ

    この曲好き〜。須藤さんの曲の中では一番好きかもしれません。

    お待ちかねのドラムソロ。ハイハットとスネアだけ、っていうのから
    始まって、タム回し、果ては手数足数増やしまくり!な展開で
    魅せて&聴かせてくれますね〜。
    そして、テンポがゆっくりになって音数も少なくなってきたので、
    終わりかな?と思って聴いていたら、なんとそこからまた
    新たに展開したのでした。
    10分ぐらいあったのでは?と思えるほど長くて、濃くて、もう
    お腹いっぱいになりました(^^;)

    お次は須藤さんとの掛け合い。
    これがもう、めちゃくちゃ面白かったです。
    お互いの様子をうかがったり、けしかけあったりして。
    さすが長年コンビを組んでいるだけあってお互いの”ツボ”を
    心得てるみたいですね。

    10:カーニバル・イヴ(出所不明)

    恒例とも言える、客席乱入が行われました。
    イスの間を縫って是方さんと須藤さんが移動していきます。
    こうなったらもう何でもありで、是方さんはテーブルやソファーによじ登るわ
    須藤さんはずんずん歩いていってなぜかトイレに入り込んでしまい、
    ドアをばたんと閉めてしまうわ(^^;)
    須藤さんはお客さんの飲み物や食べ物を奪い取っていました(^^;)
    これでお客さんが盛り上がらないはずはありません。

    ここでいったんメンバーは楽屋に去りました。
    アンコールの拍手が起きてしばらくして、再びメンバーが登場。
    是方さんと須藤さんの手にはビールの缶が(笑)
    ステージへあがり、ビールを飲み干して「ぷはーっ」と言う二人(爆)

    そして、楽器を手にしたメンバー、遊ぶかのごとく鳴らしてます。
    やがて是方さんが、ボコーダーを使って「アリガト」と歌い始めました(笑)
    (是方さんが歌ったのを受けて、須藤さんもベースで同じメロディを弾く(^^;))
    「キョート」とかメンバーの名前などを歌い上げ、「マタキテネ」と何度か
    歌います。が、「マタコイヨー」と低音で歌って脅してました(爆)
    そして。

    Enc.おいしい水 (アントニオ・カルロス・ジョビン)

    うぉおこの曲っ!好きなんですぅぅっっ。
    是方さんがボコーダーを使って歌っているバージョンは「ジャズギタリスト
    紳士録 Vol.1」というアルバムに収められているんですが、
    生で聴くとまた気持ちいいんです。
    ブラスティックで叩かれるスネアがいい味だしてます。

    そして、三人でがっちり握手を交わして、メンバーは去りました。

    ========================

    今回、この名義(KORENANOS含む)のライブを聴くのは三回目
    なのですが、一回ごとに良くなっていくんですよね。
    特に、今回はツアーも終盤のライブだったので、
    すごくこなれていて、まとまっていたと思います。
    メンバーそれぞれが、楽しんで演奏してるから、こっちにまで
    それが伝わってくるんです。 
    次のライブはいつでしょうか?待ち遠しいです。
    (アラレ)
'98LIVE WORKSへ戻る
TOP | SCHEDULE | LIVE WORKS | DATA BOX | LINK | MESSAGE BOARD