音楽ネタ

2002・11・17 ポール・マッカートニー@大阪ドーム



今回は、Mさんからの「チケットが結構余ってる」という情報もあって、「まあ、チケットの入手は簡単そうだし、大阪公演が日曜にあるから今回はA席で行ってみるか。」と思ったんだけどもうちょっと考えて、「券が余ってるということは当日券狙いじゃなくても、ひょっとしたら『定価割れ』で買えるかもしれないなあ。なかったら大阪でちょっと遊んで帰ってくりゃあいいや。」ということを思いついて、当日、夕食を自由軒(また)で食べてから大阪ドームに行きました。
今回ポールを観れば、ジョン以外のビートルを全員観たことになりますしね。
大阪ドーム前千代崎で降りて地上に出てみると、例のごとく『その筋』の人が5人ぐらいいたんだけど、まだ5時頃で「定価割れ」を口にする人もなかったので、当日券売り場の値段がもう前売りのS席の値段になっているのを確認しながらドームを一周したり、パンフレットだけとりあえず買っておきました。
そして開演予定時刻三分前におばちゃんと若い男の人が何か交渉してたから首をつっこんでみたら、
おばちゃんが「8千円のと1万円のがある」と言ったので若い男の人と「どっちがいい?」と相談して、
相手が「8000円のほうがいい」ということだったし、こっちも1万円だったら御の字なのかなと思っていたので、
それで決着がついて大阪ドームに入りました。
でも、よく見たら三菱自動車のCOLTが置いてあってスポンサーについてたんですね。
もっと早くから付いてたらもっと料金安かったのにねえ。遅いよねえ!
ということで中に入れたんだけど、プレショーはもっと早くにやって欲しかったですね。近鉄特急に乗れたのに・・・・。
そしていよいよバイオリンベースを掲げたポールのシルエットが出てきてコンサート開始。

(セットリスト)
1.ハロー・グッバイ
2.ジェット
3.オール・マイ・ラヴィング
4.ゲッティング・ベター
5.カミング・アップ
6.レット・ミー・ロール・イット(「ロックショウ」でもやってましたね)
7.ロンリー・ロード
8.ドライヴィング・レイン
9.ユア・ラヴィング・フレイム
10.ブラック・バード・・・・「ジンケンモンダイ」ここからアコースティック主体に
11.エヴリ・ナイト
12.ウィ・キャン・ワーク・イット・アウト
13.ユー・ネヴァー・ギブ・ミー・ユア・マネー/キャリー・ザット・ウェイト
14.フール・オン・ザ・ヒル・・・・プロモ流れてたかな?
15.ヒア・トゥデイ・・・・・ジョン追悼
16.サムシング・・・・・・・ジョージ追悼、しかもウクレレで。
17.エリナー・リグビー
18.ヒア・ゼア・&エヴリホエア
19.♪I will hold you・・・・・・I love you for the rest of my life♪とかいう歌詞が出てくる曲。
20.ミッシェル・・・・「フランスニイコウカ!」そしてフランスっぽい映像
21.バンド・オン・ザ・ラン・・・・・ここから通常通り。
22.バック・イン・ザ・USSR・・・・ソ連の映像
23.メイビー・アイム・アメイズド
24.レット・エム・イン・・・・・・人々が殺到する映像
25.マイ・ラヴ・・・・・・「ツギノ キョクハ リンダニ ササゲタ キョクデス」とか言ってました。
26.シーズ・リーヴィング・ホーム
27.キャント・バイ・ミー・ラヴ・・・・・ヤアヤアヤアの映像がたぶん流れてた
28.死ぬのは奴らだ・・・・・・・もちろん007の映像&パイロ。当時、映画最新作も上映間近だったし。
29.レット・イット・ビー
30.ヘイ・ジュード・・・・・・大合唱大会「オトコダケ」「オンナダケ」
31.(アンコール1)ロング&ワインディング・ロード
32.(アンコール1)レディ・マドンナ
33.(アンコール1)アイ・ソウ・ハー・スタンディング・ゼア
34.(アンコール2)イエスタデイ
35.(アンコール2)サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブバンド・リプリーズ/ポールを含む3人でギター・バトル(?)

「ロンドン・タウン」の曲と“シリー・ラヴ・ソング"はやらなかったな〜。

海外ミュージシャンが大阪でライヴをやるときには「THANK YOU」の意 味の 日本語を「ありがとう」以外に少なくとも2つ覚えなければいけないのだということ をコンサートで改めて知りました。スタッフが「大阪ではこう言ってくださいね 。」 といちいち説明しているんだと思いますが、「そんなの全然違う発音じゃないか !憶 えきれないからひとつ憶えりゃ充分だろ!」と思いことなく何度も「毎度!」「 おお きに!」を繰り返していたポールは偉いと思いました。「モーカリマッカーー! 」も 冒頭で言ってましたが、「トニー」とは続けてなかったみたいでした(笑)。 それとポールが言ったコメントの同時通訳がスクリーンにタイピングされるとい う試 みもありました。

割りと冷静に観ていましたね。なんでだろうと考えたんですが、やはりポールはポップスの人だからではないかというのはありますね。セットリストを見ていてもやはりバラードとか静かな曲が挟まれている率が多いと思います。
やはりストーンズのライヴのほうがロックコンサートのノリというものを感じます。
そのようなノリはあまりなかったですね。そのせいか逆に33.の時に「ロック ン ロール」と言っていたのを聞いて嬉しくなりましたね。
あと冷静だった理由は、終電が気になったとか、スタンド席の最前列だったので姿勢が崩れたらそのまま落ちてしまいそうだったので座っていたとか(笑)。
あ、もうひとつありました。今回セットリストに関しては大体わかっていてその時点で、「こんな曲までやるのか!?」というような曲が特になかったということですね。東京初日のセットリストをメモっておいてそれを見ながら、コンサートを観てました。
そういう曲があって、しかもそれを知らずに演奏されたら「ウォ〜〜〜〜〜〜!」ということになってたんでしょうが、「まあ、やるだろうな。妥当だな。」という曲が多かったです。「サージェント・ペパーズ」収録曲とサビのところで♪I WILL HOLD YOU・・・・・・・・I LOVE YOU FOR THE REST OF MY LIFE♪とかいう歌詞が出てくる曲ぐらいですね。
かといって普段はポール・マッカートニー関係から遠ざかってる音楽生活を送ってますので(笑)、予習しておいたことは逆に良かったと思ってます。
また、楽しくなかったのかというと、翌日から口ずさむ歌が全部演奏曲目なので、やはり楽しんでいたんだなあ、と思いました(笑)。

それと前年の「アビーロード」や今年のサマソニ@同じ大阪でやった曲が出てきた時には、「おお、そういやあ、これやってたんだよな。それを今こうやって本場(?)で聴いてるんだよなあ。いいな〜〜〜。」と妙な感慨にふけってました(笑)。サマソニで聴いた曲なんかはパイロを焚くところまで真似してたので(逆)、はりきり過ぎてポールはむせ(た真似をし)てました。

リッケンバッカーベースが出てこなかったですね。歳で重かったんでしょうか?サイケにペイントされたキーボードがメロトロンじゃなかったのも残念。ただ、声とか出てましたし、「これで60かよ!?」というぐらい元気だったということは他のところでも語られてる通りで否定しません。


新大阪駅ではですねえ、最終の新幹線が出てからも名古屋までなら行く夜行列車等があったみたいですけど、結局ガンズ@サマソニと同様新大阪駅舎のカプセルで泊まりましたさ。そして翌朝6時発の新幹線で仕事に行きました。


         

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