音楽ネタ
2001・2.19 AC/DC@横浜アリーナ
開場時刻の横浜アリーナ前なんてホントに凄くてもう当日券無いんじゃないかという不安になるぐらい!ま、当日券はあったんだけど、近くに貼ってあるポスター見てみると俺が今買ったチケットの分の所だけ「SOLD OUT」になってやがんの!?そしてエンジ色のブレザーを着た偽アンガスが紙SGを持って肩車してもらってるし・・・・・10何年振りですからね〜〜
そしてINTO THE ARENA。パンフ買おうとしたら1階も2階も長蛇の列!東京とか横浜っていつもこんなんなの?前にも東京とかにライヴ行った事あるけどこんなんだったかなあ?名古屋でもグッズ買おうと思ったら、思わぬ混雑に出くわしたってことあるけど(@名古屋市公会堂)・・・・
開演前のBGMはローリング・ストーンズ。”ブラウン・シュガー”の時にかなり盛り上がっててそこで開演すれば良かったんだけど、その後”ワイルド・ホーセズ”とか”タイム・イズ・オン・マイ・サイド”とかの静かな曲が続いてちょっと残念。
でもあの盛り上がりでライヴに突入したら、大変なことになってたか?
問題のライヴの方なんだけど、実は今回予習なしに行ったんだけど、ギターの音が良かったなあ。ギンギンというかキンキンというかワレる寸前というか弦の張力凄いんだろうなあという感じ!スラッシュメタルとはまた違うギターの迫力。そういうサウンドで王道のリフとか、聴かせるブルースギターをやったり。スタジオ盤ってギターこんな音だったんだろうかと確かめたくなるなあ〜〜
アンガス・ヤングは冷静に見てみると思ったより動いていない。足なんかは常に拍子を取ったりして「ションベンしたいのか?」というような足の動きとかダックウォークなんかはあったが、ヘッドバンギングがそれほどなかったから、「ばたぐるわす(長崎辺りの方言らしい)」というところまでの印象はなかった。ま、年だからね。
お!年といえば一番ショックだったのはアンガスの顔!Voのブライアン・ジョンソンは加入したときからオッサン顔だったけど、久し振りに見るアンガスは、例えて言えばマーク・ノップラーとか(この人もデヴュー当時からなんとなくオッサンだったし・・・)プログレのベテランミュージシャンといった風貌なんだもんなあ〜〜〜。そんな人がスクールブレザー着て半ズボン履いて(ランドセルは背負ってなかったぜ)滝の如く汗だくになって、後半から上半身裸になって(ケツは見せなかったけど)胸毛を見せてアンガスをやってるんだぜ!イエスのスティーヴ・ハウとかアラン・ホワイトとかトニー・ケイみたいな外見だったんだけど、そんな人がそんなことしたらあんたどう思う?!
(笑)
俺はそう演じなければならない宿命を背負った、というか義務は無いんだろうけど演じてるアンガスに「恐ろしい」「感動」を覚えたぜ!
どんなステージのセットだったかというとまず花道があってセンターステージの上に大きな鐘があって(HELLS BELLSで出てくる。中身が当たるタイミングと実際の音が違うが。)2曲目ぐらいからアンガスの金色の像が出てきて口からスモークを吐くんだけど、ギターのヘッドから出てるところは見過ごしてしまった(排気口らしきものはあった。)。センターステージはせり上がる仕掛けで、メインステージにもセリはあった。向かって右側にエレベーターがあったみたいだけど、そっち側の前の方のスタンド席だったのでそれは見えず。火柱はもちろん立ってたし、最後はもちろん6台の大砲が2台ずつ炸裂する。とまあ、こんな感じで、「シンプル・イズ・ベスト」なバンドなんだけど、ステージセットが大掛かりになって行ったのも、ストーンズと似てますね。
その直後に売られた「ヤング・ギター」の表紙は昔のアンガス・ヤングだったんだけど、中を見てみるとやはり「プログレのベテラン・ミュージシャン」だったな。しかも昔と変わらないポーズのショットばかりというのが凄かったなあ。そんで、うじきつよしとかと一緒に写ってる写真見てるとスラッシュ・メタルのミュージシャンみたいだし、なかなか面白い。
ちなみにヤング・ギターのコンサート・レヴューは2月19日に僕が観た正にそのライヴ。読売新聞も2月19日の、だった。わざわざ横浜まで行っただけあってそういうのを見ると嬉しいっすねえ・・・・