Boot-Leg JBK-1.0
Jaw Breaker

2003年8月、楽器店にて購入。現行品。
数あるBoot-Legのエフェクターの中でも取り分け評価が高く、人気もあるブツである。
Boot-Legというメーカーは「完全上級者向けのエフェクター」という謳い文句をあげているが、まさに字の如くである。このJaw Breakerも下手な人が使えば下手な音にしかならない。逆に、上手い人が使えば至極の音が出る。
まず、これはどういうエフェクターかと言うと、オーバードライブである。JUDAS PRIESTに同名の曲があるが、その音を目指して作ったらしい。艶のあるクランチから、ハードなオーバードライブまでと歪みの幅も広い。
ハードに歪むというが別に強烈に歪むわけではなく、あくまでそこはオーバードライブである。というか、このエフェクターは深く歪ませるよりも、クランチである。クランチにその良さが凝縮されているといっても過言ではない!
BREAKツマミ(Driveの役割)を9時〜10時くらいにした音が絶妙!ピッキングによって歪ませることも、艶のあるクリーンにもできる。ストローク時でも、その音の太さは素晴らしい。多くのオーバードライブはゲインを下げれば下げるほどコモり気味になったり、特定の音域ばかりが目立つ(耳立つ)事が多いが、こいつはとてもフラットさを維持する。
要はピッキングニュアンスがもの凄ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉく出るわけである。これは歪ませていったときも同様。これが上級者向けと言われる所以であろう。
真ん中のHEAVYツマミは、一応その名の通り低音を足していけるツマミであるが、低音というよりはローミッドを足す感じで、効果もそれ程絶大でもない。ピッキングニュアンスを消していく感じが若干あるので、このツマミは常時ゼロにしている。
個人的にこのエフェクターに悪いところは無い。あえて言うならば、ギタリストとしての個性が凄く出る分、個性的なエフェクターとは言い難い点だろうか。後、値段も定価25,000円と若干高めなのも気になる。まぁその値段以上の価値があるわけだが。
NK−2に限らず、ギターを弾くときは出来る限りというか、必ず足元に置くようにしている。それほど自分の中で核を成しているブツである。音源としては、Deepのソロ後のストローク、Mist全編が分かりやすいだろうか。まぁカトウといえば強烈に歪ませているイメージがあると思うが、実際はこういう繊細な音具合に気を使っていたりするのである。
ちなみに左側のLEVELツマミが欠けてしまっているが、これは先日、練習の間の休憩中にギターを倒してしまった時にこうなってしまった。直す気は無い。イビツな感じがしていい。
俺の中での理想の音の一つ。これから先もメインであり続けるだろう。(2006/12/8)
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