指導教授紹介
にしかわ ひさお
西川 尚生 助教授

 

所属 
    慶應義塾大学文学部 人文社会学科美学美術史学専攻 助教授
生年

    1964年
最終校
    
慶應義塾大学大学院文学研究科哲学専攻(西洋音楽史)博士課程
専攻科目
 
   音楽学, 西洋音楽史
所属学会

     美学会,日本音楽学会

 

主要著作・論文

〔単行書〕 『モーツァルト』(音楽之友社, 2005, 『名曲解説ライブラリー・ハイドン』(共著, 音楽之友社, 1996)ほか。

〔論文〕

M.ハイドンの交響曲におけるフガート・フィナーレ−Sh.22の楽曲分析を中心に−」(哲学941993),
W.A.モーツァルトとM.ハイドンのセレナード,ディヴェルティメント類におけるバスの編成をめぐって」(哲学99,1995),
「ザルツブルクの写譜家研究の諸問題−W.A.モーツァルトの写譜家を中心に−」(『音楽の宇宙』音楽之友社,1998),
「モーツァルト父子とランバッハ修道院」(芸術学4,2000)ほか。

〔辞典項目〕

『岩波キリスト教辞典』(岩波書店, 2002)の「ハイドン」「モーツァルト」の項目, 『新編音楽中辞典』(音楽之友社, 2002)の「古典派」「ハイドン」「ランドン」「シカネーダー」「ダ・ポンテ」等の項目。

〔翻訳〕

K. ホーフマン『錯綜した道の探索-バッハのチェンバロ協奏曲と失われた原曲の復元をめぐって』(『バッハ全集』第14, 小学館, 1995,
H. エプシュタイン『J. S. バッハとハンマークラヴィーア』(『ユリイカ』, 青土社, 1996, 1月号),
A.
デュル「バッハのコラール・カンタータ」(『バッハ全集』第2, 小学館, 1997,
A.
グレックナー「バッハの失われた受難曲について」(『バッハ全集』第8, 小学館, 1998,
W.
ホルン「ドレースデン宮廷楽団とバッハ」(『バッハ全集』第6, 小学館, 1998,
P.
ヴォルニー「息子たちが伝えたバッハ作品」(『バッハ全集』第15, 小学館, 1999,
J. P.
ラールセン「ヨーゼフ・ハイドン」(『ニュー・グローヴ世界音楽大事典』共訳, 講談社, 1994,
N.
ザスロー『啓蒙時代の都市と音楽』(共訳, 音楽之友社, 1996,
N.
ザスロー編『モーツァルト全作品事典』(共訳, 音楽之友社, 2006)ほか。

研究紹介

W.A.モーツァルトを中心とする18世紀後半の古典派音楽の研究。とくにザルツブルク宮廷楽団とモーツァルトの職務に関する研究, モーツァルトの交響曲の手稿譜研究に従事している。

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