春と　秋と　桜　楓　芽吹く　枯れる　花よ　森よ
歌う　歌う　鳥よ　虫よ　君に　届け　この歌声

秋の　春の　月夜　陽射し　踊る　踊る　朱と　碧
ぼくの　きみの　涙　笑顔　待てど　来ない　
永久の　秋よ / 千の　春よ

ぬくもりに気づき　動き始める心　気づけば
零れそうな日差し　思わせる　笑顔にとらわれた

鼓動、かくし、眩しい陽に
----見つめられる　ざわめきに
君に伝わらない温度　抱きしめて

巡る、心　染まってった　 (芽吹き続けていく)
木漏れ日 通しても　打ち消せず 　(想い 高まるばかり)
君の声は、鳴り止まず　 (春を歌い続け)
とまらぬ季節、すれ違う声 　(舞い散る桜が覆う)

心、まどい、手をとれず
----夏も過ぎ 君はいない
やがて降る雪の壁は 白く深く

痛む、心、枯れてしまうの？　(声を 聴かせて)
頬をつたい、溢れる気持ち　(染まる楓に託して)
遠い季節　高く舞う葉を 　(君と僕の季節)
つかまえてそっと　くちづける　 (決して つながりはしない)

心　からだ　裏と　おもて　逢いたい　会えない　桜　楓
きみと　ぼくは　春と　秋で　決して　逢えぬ　めぐる　季節
君は　今　何処にいますか　どうか　笑顔　絶やさないで
いつか　君に　逢えた時は　涙流してもいいからね

歌う　歌う　君の姿は　春と (秋のよう)
逆さに写る水面みたいで　触れることはできない
声を枯らし、ただ一度　想い交わした
僕と　君が 　歌った言葉
どうか　忘れずにいて