霧をくぐった 暖かい風 迷い込んだあなたが そこに居ました
幹に腰かけ 疲れていたから 何かせずに居られない そう思ったの
私が空舞うと 光が落ちて 花が咲くのよ とても不思議でしょう
名も無き森の奥に 羽根を生やした 長い時持て余す 妖精が居るのよ
咲いた花に導かれ 町にたどり着く あなたのその微笑みが 忘れられなくて
それからも何度か あなた見かけた 私が触れても 気づかないなんて・・・
その夜 月の下 踊ったら 青い花が咲いた 私の心から こぼれだした種ね
どんな花が咲いても 綺麗だと笑う あなたを森に閉じ込め 独り占めしたい
悔しくてあなたの 頬にキスをした 疲れたときにはここに来てね ずっと待っているよ