ストロベリーソングオーケストラ
STRAWBERRY SONG ORCHESTRA
 
ストロベリーソングオーケストラ ホームページへjump!
 
この原稿は、雑誌「DOLL」2003年4月号のために行ったインタビューを、
ノーカット・無編集で掲載するものです。
取材は2003年1月25日、大阪梅田の某喫茶店で行われました。
尚、ストロベリーソングオーケストラは
その後、リーダーの宮悪戦車氏以外、大幅なメンバーチェンジがあり、
メンバーはこのインタビュー当時とは異なります。
 
不思議! 妄想! 見世物パンク一座!!
 
妄想都市"鏡町"からやってきた大阪の演劇パンクバンド。
座長・宮悪戦車(Vo)を中心に、
蛇イチゴのように妖しい美少女達がハードパンクをバックに
世にも奇妙な物語を展開。
観客は恐怖とお笑いに満たされていく。
1998年結成。
宮悪以外のメンバーは、
野村〜デスマスク・サンダーボム・TOM〜仁夢(D)、
マリィク(B)、アラーキー幽系(G)、綺月壱稀(女優)、
溶接工ヨシエ(女優)、生き人形F(女優)。
※メンバー、クレジット及び写真は メンバーチェンジ以前のものです。
(Interview by minagawa-NEGA-、Photo BY 中島 諒)
 
ります

●よろしくお願いします。
F「明けましておめでとうございます。」
一同「明けすぎておめでとうございます(笑)。」
●皆さん、ライブのない時はまぐろ漁船に乗ってるとか?……普通 に動いてるんですよね。練習とか。
宮悪戦車(以下宮悪)「そうですよ。」
●何やってるのかなあと。
一同「何やってるのかな〜」
宮悪「朝から晩まで仏壇磨いてマス!」
●このバンドは最初、野村さんと宮悪君がはじめたんですよね。それがいつの間にかこんなにたくさんのメンバーになって。お芝居も含めてやりだしたのはいつですか?
宮悪「えっと、僕と野村と前のギターがおって、3人でジャムりながらバンドやってて。ほんでベースのマリィクさんが入ってバンド形式が形になって。それでお芝居風にやっていこうかという感じになって。ほんでそこで女優の壱綺さんが入ってもらいまして。」
綺月壱稀(以下壱稀)「はじめなあ〜、だまされて。ほんま。」
宮悪「だまして。」
マリィク「で、あとからFが入ってきて。」
●ヨシエさんは?
宮悪「ヨシエさんははじめいて、途中で抜けて、また復活したんですよ。いつやったかな。2000年のまん中ぐらいでFが入ってきてるんですよ。2000年の2月の時にヨシエが抜けてるんですよ。」
●出戻ってるんですね。
宮悪「出戻りですね。よしえさんは。」
●みんな見どころがあるからスカウトしてきたんですか?
宮悪「いや全然。入って、こういう感じやでって伝えて、だから素人ではじまってますね。」
●宮悪さんの演出で鍛えられてきたんですか。何者なのだ、この人達は!?ってぐらい役にズッパマリなんですけど。
宮悪「なんかもう今はちゃんと自分でそれぞれやってるんで言うことないですけどね。みんなそれぞれ個性もあるし。」
●宮悪さん、キャラしゃべりしてもいいですよ。
宮悪「(ライブの声で)それがですね〜!」
一同(笑)
●壱稀さんはストロベリーの前から活動してたんですよね。
壱稀「あ、はい。1回だけ。ずいぶん前。ストロベリーに入るまで7年ぐらい空いてます。」
一 同「歳いくつなんや。」
壱稀「結構昔、若い頃にやってて、ずーっとやってなくて。たまたま(マリィクがストロベリーソングオーケストラを)やってんな。」
マリィク「わたしの方が先に入ったんで。元々知り合いで」
●引っ張ってきたんですね。
壱稀「はじめ楽器(ギター)で入ったのに。」
マリィク「今みたいなカタチがはっきりできあがってなかったんで、ある程度のコンセプトがあって説明して来てもらって、そのうち今みたいなカタチになって。」
●当時のコンセプトは?
宮悪「もっと暗かったですね。もっとアングラ寄りというかこわーいの。一切笑いもないし。」
F「わたしは笑ってた。」
宮悪「ほんまあ?」
F「私、最初客やったから。」
●へー。最初の質問に戻るんやけど、お芝居的なものを取り入れたのはなんでやったっけ? 最初にやったのがおもしろかったから?
宮悪「おもしろかったからですねえ。元々芝居とか寺山修司が好きやったから、ああいう世界に、笑いとか入れたらどうなるかなみたいな感じで。ほんだらだんだん路線がこんなんなっちゃった。」
●へーおもしろいなあ。その頃のまわりの反応はどうやったんですか?
宮悪「反応、反応。(野村氏にふる)」
野村〜デスマスク・サンダーボム・TOM〜仁夢(以下野村)「ライブやりにきて、よう怒られてましたね。すべてのライブハウスの人達から。」
●それは真剣に怒られてたんですか?
野村「真剣に怒られてました。そんなんやったらあかんて。」
宮悪「『君達は何をやりたいのかはっきりしなさい。ビジュアルなのかハードコアなのかはっきりしろ』とか言われて。 『君達はすごい暗い!』とか(笑)さんざん言われましたね。」
●いつから変わってきたんですか。
宮悪「いつからやろ? パッと。」
野村「そういうてから1年後ぐらいですかね。」
宮悪「結成した時のギターの子が抜けて、ブランクがあいたんですよ。そっからもう急に変わりましたね。2001年4月ぐらいから今のスタイルになって。それまではすごいアングラやったんですわ。はい。」
●すごいアングラやったんや。
宮悪「今と全然違いますね。」
●お芝居の脚本は誰が書いてるんですか?
宮悪「だいたい僕ですね。あとはみんなで練習する時につけ足してもらって。」
●不思議な世界ですよね……鏡町っていう架空の町で起こる。
宮悪「バンドをつくった時から、デモテープとかにもとかく「鏡町」という言葉は絶対入れてて。鏡町というのは僕が小さい時に家にモナリザも鏡があって。鏡の中にモナリザがうつってるやつで。それに僕が入っていったら、その世界にトンネルがあって、地下に入っていって近所のかっちゃんっていう子の家に行けるっていう。わけわかれへん地下迷路で、そこのかっちゃんの家がちょっと変わった感じがしてたという変な癖があったんです。」
●その世界を今、お芝居や音楽として表現されてるわけですね。
(ここでアラーキー幽系氏登場)
一同「あ、きたきた、よかった。」
●この世界はみんなはどう受け止めてるんですか?
F「かっちゃんの家?(笑)…どうやろなあ。あまりにもわたしらがいややったらイヤっていうよな。」
●すごくハマってる感じがするから、世界に同化してるように思ってるんですけど。
壱稀「できるだけ作ったイメージを聴いて、それをできるようにって感じでいるけど、実際みててどうなんかな〜。自分やからわけれへんっていうのはあるんですけど。感覚ですよね。感覚でしか受け止められない。」
●感じてますか。
壱稀「元々お芝居とかはわからないから、お話書いてきてくれて。全部読んだ雰囲気を想像しつつ。言葉とかわかれへん時あるよね。」
F「たまにわかんない時がある。これ何?って。ジャン・コクトーばりの、とか。わからん(笑)結構ギャップがある役とか二役とかが多いから。そういうとこは気をつけてるかもしれない。」
●バンドの練習とお芝居の練習は一緒にしてるんですか?
マリィク「今のところは一緒に。」
●作曲に関しても話を理解したうえで進行していくわけですね。
野村「曲は宮さんがだいたいおおまかなのを持ってくるんですけど、それを僕らは編曲していく。」
●バンド部隊は3人ですよね。
野村「そうです。」
●ゲストミュージョシャンが入ったりするんですか?
野村「ゲストはボーカルだけ。」
●アラーキーさんはどうですか? つくっていく時は。
アラーキー幽系(以下アラーキー)「注文をききつつ、これはようせんでっていう時も」
●例えばどんな時?
アラーキー「雰囲気が違うとか色々で。」
マリィク「そうだったんだ(笑)」
●ギターはいろんなことやってますよね、カリカリキューンとか。
マリィク「さすが(笑)。」

●ああいうのまで宮君がつくってくるんですか?
アラーキー「まあ仕上がっていくうちにカタチになってくる。」
●何に影響受けたかって言う質問に対して、いろんな名前が挙がってておもしろかってんけど、パンクの影響を受けてる人もいるそうなんですけど。LIP CREAMが好きとか、スターリンとか、あれは誰なんですか?
宮悪「80年代ハードコアとかはここ(マリィク)ここ(壱稀)」
●この二人はハードコアだったんですか。
宮悪「だったんや(笑)」
●今も?
宮悪「現役バリバリの。」

壱稀「ちがうわあ(笑)。聴きはじめたのがパンクから好きだったから、それでどんどん聴いていったらハードコアになって、デスなって…」
マリィク「わたしはデスは知らんけど。」
●デスになったんや。
壱稀「楽器とかはしてないけど、そっちまでいって。今度はパーンて外に色んなもんを聴きだして。元々は畑はそっちやんな。」
マリィク「そうそう。」
●今もパンクなところあるよねえ。見世物パンクやからな。
宮悪「パンクですからね。」
●で、ガンズ&ローゼスに影響を受けた人はアラーキーさんですか?
アラーキー「たぶんそんなバンドは僕の口から出ないですよ(笑)。」
F「あ、勝手に書いたん?」
アラーキー「勝手に書かれてるんですよ。僕がギターはじめてかなりたってから向こうが出てきてますからね。影響を受けたっていわれたらちょっとう〜んって感じですね。」
●メタルが好きじゃないんですか? 奏法とか、かなり練習してたクチじゃないんですか?
アラーキー「それもね、ギター弾きはじめて一年ぐらいの話で、実はメタルっぽいやつって苦手なんですよ。ハードロックとメタルは似てるようで違うんですよね。微妙なんですけどね。わかんないです?(笑)」
●今はハードロックなんですか?
宮悪「今は何やろ。よく結構ハードロックのバンドやって言われてるけど。」
マリィク「あたしはパンクやと思ってるけど。」
宮悪「自分的にこれはパンクやなあと思ってるねんけど、昔怒られたもんな(笑)。君達はビジュアルなのかハードコアなのか!って。」
F「でもビジュアルではないわ(笑)」 宮悪「そやろ。どっちかなあと」
●どっちでもないのがおもしろいという。えーっと、見世物小屋を表現したい気持ちがあるんですよね。
宮悪「ああいう昔の日本の文化を大切にすると言うか。外国の影響をあまり出したくなくて、外国外国したくないっていうか。バンドをはじめた当初は和風にしたかって。徐々にやってるうちにもっと色々取り入れた方がおもしろいんちゃうかなと思うようになったんですけど、はじめの時はそれにこだわってましたね。日本の奇形人間とか、そういう世界に影響をかなり受けてましたね。
●独特な緊張感をつくりだすよね。見世物小屋のような。客が金縛りにあうみたいな。
一同(笑)
宮悪「あってますしね。そして。」
●やってる方はどう思ってるの?ああいう時って。
マリィク「あってるあってるって思ってる。」
宮悪「かたまっとるわ。」
F「でも最初だけじゃない?その雰囲気な。」
宮悪「ああ、せやなあ。」 F「だんだん笑いになってくる。」
宮悪「うちのパターンっていうかなんかこう、はじめに彼女達がシリアスな雰囲気をつくっといてもらって、これは何だ!と引き付けといて。ほんで実は…こうドンデン返しみたいな感じでダーっみたいなんが狙いですよね、うちのパターンは。ほんで最後、それどんなオチやねんっという感じで無理矢理どーんって終わらせるこれがパターンですね。
壱稀「あははは、そうなんや。」
●怖がらせるのはどうですか? 快感ですか?
壱稀「いや、怖がらせるのが快感…というわけではないですね(笑)。怖がってるの?」
マリィク「怖がらてることに気づいてない(笑)。」
●最初みたら異質なもんやと思うやろなあ。この人らは何者なんやろう、と。
宮悪「ライブ終わった後に、化粧落としてタオルとか巻いてうろうろしとったらスタッフの人に間違えられる。僕ら。とかく。」
F「気づかれへん(笑)」 宮悪「普通の格好してありがとうございました、ってお客さんに言うても『誰でしたっけ?』とか言われて。掃除とかしとったら。
●野村さんはメイクしないんですか?
野村「しない。」
宮悪「もうこれがデスマスクですからね。
野村〜デスマスク・サンダーボム・TOM〜仁夢で。」
●白塗りは昔から?
宮悪「結成当時からみんなしてるなあ。」
壱稀「練習もしたもんなあ」
宮悪「白塗りして街とか歩いたことがあるんです。どこやったっけ、天王寺と難波と。」
マリィク「アメ村。」
宮悪「僕らそれで練り歩いたことがある。」
F「あの頭で(笑)。」
宮悪「あの頭で車とか運転しとって。蕎麦屋のおっちゃんがバイク乗っとって、『うわーっ』って驚いてドリフのコントみたいにこけて。顔が「うわーっ」ってなっとって。あれは宣伝効果 のために練り歩いて。チラシ配りに行って。」
壱稀「みんなはじめてやったからねえ。」
●このCDに収録された曲、何曲あったっけ?
宮悪「えー全部で7曲ですね。」
●あれ意外にも曲はあるんですよね。」
宮悪「結構ありますね。」
●どうやって選んだんですか?
宮悪「今のメンバーでできる曲ですね(笑)こんだけあるんですね、曲(リストを見せる)。ここらへんとか前のギターの子の曲やから今はちょっとないですね。ここらへんは今やろうと思うたらできますけどね。今はCDに入れてるやつで構成立てていってるんで。ちょっとずつ新曲もやっていきます。」
●へー。…えーっと、何きこかな(笑)
宮悪「好きな食べ物とか。」
●好きな食べ物は何ですか?
野村「バナナです。」
一同(笑)
野村「バナナが一番好きなんです。」
宮悪「バナナ食べんなあ、むっちゃほんま。」
マリイク「会社の冷凍庫に入れてへんかった?」
宮悪「すっごい腐ったバナナをたかちゃんに食べさせよういうて、たかちゃんこれ食べやあ言うて。めっちゃどろどろなってるやつやで。食べよこれ〜言うて。」
野村「バナナめっちゃ好きなんですよ。よく仕事でね、昼御飯食べるじゃないですか。僕バナナ一房買ってきて。100円でバナナ一房買ってきて、とりあえず3本食べるんですよ。3本ぱーっ食べてて、さあ行こうかなあ思うて行って。ほんでまた途中でまた食べて帰る頃にはゼロ本。」
一同(笑)
●安くていいですよね、栄養があって。他の人は何が好きなんですか?
F「何やろ? 主食。ごはん。わからん。」
●気に入られようと思ったらファンは御飯を持っていけばいいんですね。
マリィク「おにぎりとか。」
F「生クリームとあんこは食べれないんです(笑)」
●甘いものはだめなんですね。大人の女やなあ〜(笑)。マリィクさんは?
マリィク「わたしはお菓子。」
●かわいいねえ〜
F「なんのインタビューや(笑)」
●どんなお菓子ですか?
マリィク「お菓子やったらなんでも。」
●何が好きなんですか?
アラーキー「とりたててみんなみたいな思い入れは何一つない。」
宮悪「あーさんパフェとか好きじゃないですか?」
壱稀「今もパフェ食べてるやん」
アラーキー「しいて言えば……プリン?」
宮悪「プリン!!(笑)」
●Fちゃんプリンなんか食べられへんなあ。
F「あ、プリンは好き」
アラーキー「プリンプリン。プリンですよ、プリン。」
●壱稀さんは何が好きなんですか?
壱稀「ケーキとスパゲティ…が好きですねえ〜」
マリィク「誰も苺って言わへん(笑)。」
●宮悪さんは何が好きですか?
宮悪「カレー食べた後の水。カレーを一気に食べた後に飲むあの水。」
マリィク「カレーばっかり食べてる。」
宮悪「カレー好きやねえ〜。一週間に3回はかたいですねえ。で、カレー食べた後の水が!あれが一番の、至福の喜び。
●宮悪さんはえべっさん(大阪・今宮えびす神社等で行われる神事。たくさんの露店が出て賑わう)が好きなんですよね。
宮悪「あ、えべっさんめちゃ好き。えべっさんいうか屋台。屋台で"しばれる"のが。フフフフ。すごい好きですね。5000円分しばれたいんですけどそれが無理ですね。」
壱稀「"しばれる”って言えへんよなあ」
●いつからその言葉を使ってるんですか?
宮悪「これはなんか気づいた時から"しばれる"って言うてます。今日しばれにいこや〜!!言うて。 言えへん?しばれにいこかーって」 壱
稀「しばきにいこかとは言ってた。」
●茶ぁしばく。
マリィク「そういう意味じゃないん違うん?」
宮悪「しばれる。しばれるってこういう感じやん(寒くて凍える)。で、食べた時に身にしばれるっていう……はい、次ぎいきましょか(笑)」
●メンバーの皆さんみんなが不思議な世界、鏡町の住人というか、みてたら世界になじんでるんですけど、意識してつくってると思われへん。普段から素でああいう人なんですか?
一同(笑) F「あっ、でも。どうなん?」
マリィク「ある意味そうやんな。」
壱稀「普段あんなんしてないで。(笑)」
一同(笑)
壱稀「してないで。(笑)」
マリィク「壱稀がちょっと一致してないとこやな(笑)普段もあのまんまやったら…。」
宮悪「あんな楳図かずおみたいなんやったら怖いよな。普段もぼけ倒しやったらな(笑)」
マリィク「『わからないわ!』って」
壱稀「ライブの時だけですよ。」
●宮悪さんは楽しいですよね、みんなを思いのままに操って。
宮悪「かなり楽しいですよ。」
●猛獣使いみたいな
宮悪「いけーーー!!みたいに、こっから(指先から)色んなん出て。」
●最終的にはヒッチコックみたいに…。
宮悪「あ、僕の最終的な夢は最後だけ出てきて『ありがとうございました』っていうのを一回やりたいなっていう。みんないいライブして、グアーっと盛り上がったところで、最後の最後にいつもの白塗りメイクして出てきて「ありがとうございました」っていうのを一回だけやりたい。
●監督みたいな感じで。
宮悪「一回やってみたいですね。」
●あの宮悪戦車の存在感が何かすごいなあと思ってて。狂言まわしっぽいけどそんなんじゃないしさ。女優の人達は人間の役やん。それを超越した存在として出てきてるからね。神みたいな。
宮悪「ははは。僕すごい弱いんですけどね。」
●何に弱いん? 
宮悪「世間に。社会の雑用係ですからね。」
F「でも宮さんの妄想の話っていう感じ。宮さんの頭の中で起こってることみたいな話。」
宮悪「日々そんなん思ってないですけどね。」
マリィク「わたしは楽器担当で、演技してないですけど、台本とか書いてきはって、その
世界を実際表現するのはここ(女優陣)とか、あとはゲストの人。その時になって画面 にうつしだされるっていうか、やっとハッキリするっていうか。で、そこではじめてあ、こういう世界なんやって思うっていうか。」
●みんなでやってみて、完成した時に「あーこういうことだったのか」って感じ?マリィクさんも演技してるやん。ステージでは絶対笑わないし。
マリィク「ああ、それは私の…(笑)ありますね。」
宮悪「サンダーボムすごい笑いっぱなしやけど(笑)あれええよな。」
●今回のアルバムについてみんな伝えたいことはありますか?
宮悪「音楽っていうか映画のサントラを聴いてるみたいって思ってもらったらありがたいですね。曲っていうよりお話しです。」
マリィク「わたしもそんな感じで曲もそうですけど、一つ一つこだわって音をを色々足してるのもそういった意味で足してると思うんで、曲の雰囲気とアルバム全体を通 した雰囲気で聴いてもらったら。」
野村「僕は話より曲の担当だと思うんで。まあ、こういうドラムもあるんやと思ってくれたら。」
宮悪「うちはドラムが変わってるんで。ありがちなドラムやったらおもしろくないし。なんかそれを彼が変えてしてくれるからすごい心強いですね。」
●電波大サーカスのドラムとか、おもしろいですね。「ほ〜らほ〜らはじまるぞ」っていうところ。
野村「ま、一応その大サーカスっていう題じゃないですか。だからトリッキーな方がええかなと思って。やってるんですけど。大体その流れでやってるんですけど。」
宮悪「いつも元ネタをつくってきて、やってもらったらすごい変えてくれますからね。どうしても一人でつくってたら自分の色しかでえへんけど、みんなが変えてくれることによってストロベリーソングオーケストラの持ち味が出るわけやから嬉しいですね。
野村「それがたぶんハードコアなんか何なんかわからんっていうのはそこなんちゃう? 僕なんかハードコアなんかあんまり聴かへんから。」
●元はノイズやったそうですね。
宮悪「ノイズ(野村)ノイズ(宮悪)ですわ。元々ノイズで知り合って二人で別 バンドでやってるんですよ。」
●色んななのが混ざってるのがおもろいですね。「電波大サーカス」の最後、歌だけになるパートは何を表現してるんですか?
宮悪「彼女(壱稀)が歌ってる? あれはサーカスの終わった後の情景を表してて、サーカスとか遊園地とかって遊んでる間はすごい楽しいんですけど、それが終わった閉園した後って、この世にない寂しい孤独感。そういうのが曲にぴったり現れてるなあと思うんですけどね。」
●君らは暗いっ。
一同(笑)
●悲しいのが多いですね。
宮悪「悲しい〜暗いのが多いっすよ。」
壱稀「宮さんが暗いねんな」
マリィク「暗いのんかな?」
宮悪「暗いよ僕は!」
壱稀「つくる時って、こういう感じでいう注文があって、それをつくるやんか? だから元のところは宮さんにあるから。」
●妄想があって。
F「うちらは明るい(笑)。(わたしは)日野日出志の漫画に出てくる人みたいって言われてるんですよ。」
●世界が? F「顔も(笑)」
宮悪「Fっていう名前は、藤子不二男のFに似てたからなんですよ。そのままでFなんですよ。」
F「何ももじってない。」
●似てるかなあ(笑)
宮悪「一時期似てる時があったんですよ。」
マリィク「前髪が短かったもんね。」
壱稀「すごい変わったもんね。」
マリィク「もっとFっぽかった」
●まだ時間大丈夫ですか?…何きこうかな。なんかおもしろいことをきいとかんとねえ。
一同:「緊張すんなあ。」
●ライブの前は緊張します?
壱稀「わたしはあんまり緊張しないんですけど、まわりが緊張する緊張するって言われるとうつりますね。」
マリィク「あたしや(笑)」
●今まで印象に残ったライブは?
F「電氣蟲はやっぱり良かった。」
マリィク「わたしは大きく広くみていったら、さっき言ってたここで急に変わったって言ってた『公開見世物裁判』の一番最初かなあ。ウォーターでやった時かなあ。どれが一番先かわかれへんけど、あのバッとなった時、今みたいな雰囲気に変わった時があったんで、切り替わりの一番最初の時が、すごくなんかあたしらでいう「明るく」なったっていう部分で。暗かったな(笑)。
壱稀「お客さんよんで来て、みたいな。」
マリィク「そうそうそう、お客さんとの一体化みたいなんも全くなかった。」
宮悪「やりっぱなしやったんですよ。やりっぱなしのやりっぱなしで終わってたから。」
マリィク「やたら暗いなあ(笑)」
●アラーキーさんはおったん?
アラーキー「一発目はいてないですよ。」
マリィク「その時はいてないけど、それから後は今みたいな感じやけど。」
●それはよかったですね〜。
一同「はいっ」
●僕はあんまりみてないんですけどねえ。ちょうど僕があんまりライブいかなくなった頃から活動をはじめてらっしゃるから。惜しいですねえ。
一同「ああ……」
●あれはやっぱりみとかないと、生物ですからねえ。
宮悪「生物ですから、セリフもあらかじめ決めてるんですけど、場合によって変わるしなあ。いいセリフいきなり言うたりとか。この前の映画の時もアドリブでかましてくれとったし、やってる方もおもしろいだから。そう来たかみたいな。」
マリィク「ライブの時はおもしろいなあ。スタジオと全然違うから。」
●ライブはベアーズとかウォーターとか、大阪中心ですよね。これからは大阪以外にも出ていくんですか?
宮悪「ぼちぼちとなんかちょろっといこかなあと思ってるんですけどね。連休を利用して。ムフフフ。あと、大阪がなんか盛り上がりっていうのが低いかなあと、そういう、それも盛り上げたいなあと思ってて。自分らで『電波障害』っていう企画を定期的にやって大阪のアバンギャルドシーンを盛り上げたいなあと思ってるんですけど。ただ面 白いだけじゃなく、もっとアバンギャルドなアーチストを集めたいなあと思って。」
●いいですねえ、見続けます(笑)そろそろまとめましょうか。読者にメッセージがあればどうぞ。
宮悪「僕達は万が一、東京ドームとかでライブをすることになってもメイクは落としませんっ!(笑)。そんなん言うとった方がいいで。よう落とすやん。」
マリィク「ああービジュアル系のバンドとか(笑)」
宮悪「落としたりよう散髪とかするやん。しませんっ!! 汚く伸ばします。スタイルは絶対返るつもりはないですね。絶対。芝居を。」
壱稀「もう顔白くせえへんかったらやられへんもんな。」
F「できひん(笑)あれで変わるよなあ。」
●服はどうやって決めてるんですか?
F「個人で。」
壱稀「だいたい宮さんが『こんな感じ』とかって言って。あたし結構単独で買ったり。」
F「家にあるもんとか。」
マリィク「すごいのが家にあるなあって感じやで、そんなん言うたら。」
F「衣装とか小道具とかもっとこりたい。
●今もやってるんでしょ?
宮悪「もっとこっていこうかなと。あらかじめセットが組まれてるみたいな感じで。」
●今までで一番気合い入ってたのは何?『不思議パズル』?
宮悪「ああ、あれは僕がつくった汚ったないオブジェがあって、ピッカピカ電気が光って、いっぱいついてるんですよ。汚ったないもんが。それを題材としたお話なんですけど。一つポッカリ穴が空いてて、その穴に自分の失われたものを探すためにいろんなものを埋めていくんですよ。
●電氣蟲って曲がよかったですね。女性コーラスが声がきれいに出てるやん。そこに勇気リンリンのアニメソングみたいな宮悪氏の歌がのってきて。
宮悪「狙い通りやなあ。70年代80年代の昭和アニメ(笑)。蛍光灯とかの宣伝で使われへんかな。」
マリィク「なんか虫集まってきそうやん(笑。」
●携帯のコマーシャルに『デンパ』が使われるんやんなあ(笑)
マリィク「昔から言ってるんやけどなかなかなあ。」
宮悪「昔から言ってるんやけどなあ。」
●どうやったいけるんやろなあ。
F「送ったらいい、携帯の会社に(笑)。」
●人気者になって『笑っていいとも!』とか出るようになったりして。大槻ケンヂみたいになって。
マリィク「ソロで一人で。ずるぅっ!」
宮悪「友達を紹介してくれるかな」とか言ってCAVOのヨナルテ君を紹介したりして。「もしもし」とか言って。」
●ゲタはいて出てくんねん。
壱稀「誰もえーっ!ていってくれへんかったりして。(笑)」
宮悪「誰やねんっって。チコピドとかな。『チコピドさんです。』って言っても」
●ニョチョイ。
宮悪「『今度スタミナ大将が出たらしいねえ』とかタモリに言われたりして。」
●そういえばこの間、あいかわけいがテレビに出てたんですけど、ストロベリーも出てほしいんですね。
マリィク「やっぱりテレビカメラが家に来ても白い顔で「あっ!」みたいに(笑)。『いえ、普段からこうですよ』みたいに。」
宮悪「包丁でジャグリングして。」
マリィク「朝から晩までずっと仏壇磨いとかなあかんねん。」
●おもしろいですねえ。…話がだんだん脱線してきたな(笑)。何時ですか? 8時半? みんな時間は大丈夫なんですか。何をきこうかな。前にメールインタビューでも質問したけど「親不孝」っていう言葉をどう思って使ってるんですか?
壱稀「わたし宮さんに前、答えてもらったね。言葉では短くて説明できませんって。」
宮悪「う〜ん。」
壱稀「ほんまに親不孝っていうことを考えると色々あるじゃないですか。自分が親不孝かどうかっていうのは、何やろ。わたしが思う親不孝と親がちゃんと親孝行してないっていうのは違うような気がして。結構深いっていうか。あんまり考えたくないです。」
宮悪「現代の日本の大人達の自分の親に対して孝行ができてるのかどうか、そういうのを含めて親不孝というのは自分のお母さんを苦しめていく話なんですけど、お母さんとかお父さんにもっと親孝行したいんですけどできませんでした、ごめんなさいっていう意味を込めた単なる生まれてきてすいませんみたいな意味を込めた。こんな年までバンドやってごめんなさいみたいな(笑)。」
マリィク「これを聴かせるのが親不孝っていうかなあ(笑)」
宮悪「そうそうそう」
●そう思ってるだけでもえらいよ、世の中にはもっとすごい親不孝がおるで〜(笑)。 歌詞は結構グサグサってくるのが多いですよね。
F「電氣蟲は環境問題(笑)」
宮悪「そうそう。あれACとかに使ってほしいねんけど。」
F「けっこう訴えかけてる。」
マリィク「みんなのうたは?」
宮悪「象の絵とかのバックで(笑)」
マリィク「虫いっぱい飛んでる」
●ちょっと子供向きに録音しなおさなあかんのちゃうかな(笑)  残酷なイメージもありますよね。包丁振り回すし。
宮悪「あれも穴開き包丁とアナーキーにかけて、国に対する歌ですね。僕税金むしりとられてるから。馬鹿野郎、斬ってやる! いつでも演説の時に『国歌権力をギッタギタに切ってやる』って言ってるんです。
一同「あーほんまや言ってる言ってる。」
宮悪「どこがアングラや(笑)」
●社会的な風刺がきいてますよね。
宮悪「そこらへんがパンクですよね。ビジュアル系みたいな『水のほとり〜』みたいな、そんじゃない(笑)。」
●そんなビジュアルあんねや?(笑)耽美的に生きたいねんけどそれを許されへんくて、日本的な古いしがらみから抜けだせない、そういう日本人の暗い姿があらわれてるわなあ。
宮悪「(うなずき笑)」
●葬式の菊の花とか使ったり。葬式とかしょうもないやんかあ?
宮悪「もっと日本を変えていきたいなあ。新しく新しくやっていきたいですね。次は2003年は愛をテーマに。」

壱稀「それだってもう来てるもん…。」
マリィク「ええどんな役やんの?」
宮悪「ムフフフフ(笑)」
●おもしろそう。
壱稀「むずかしい〜。」
●時計以外を愛するんですか?(笑)。
マリィク「すごいいい質問やな(笑)」
●前、時計って何を意味してるんですかってきいたら人間やって。
宮悪「時計と人間を置き換えてますからね。24時間同じ生活してるとか、3時になったらお腹がすいてしまうとか。」
●宮悪君、税金をそんなに払ってるってえらいよなあ。めちゃくちゃ働いてるんちゃう?
宮悪「めっちゃ払ってますよ僕! きちっと働いてますね。朝の5時から晩の9時ぐらいまで。僕朝の5時ぐらいから仕事なんですよ、毎日っ!!。働くパンクバンド。」
●お〜。今日はたくさんしゃべってもらってありがとう。
宮悪「なんかもっと小粋なことをしゃべりたいんですけどね〜、すごい緊張して。 ●今年もとっぴょうしもないおもしろいことをいっぱいやってください。
宮悪「今年は演劇陣だけで外にパッと出てパフォーマンスをやってみたい。」
F「野外でやってみたい。アメ村あたり。」
●びっくりするんちゃう? 壱稀さんはいいんですか?
壱稀「どうなんやろ。絵的にはおもしろいな。もう蚊にかまれるのはいや(笑)」
●写真撮影した時?
F「あちこち蚊にかまれてなあ、大変やったんですよ。」
●いっぱい辛い目にあわされてやらされてるんですね(笑)
F「肌も荒れるしな」
●まあ、今年はそういう感じで。
宮悪「はい。今年はそういう感じです。広島とかも行くんで。」
●頑張ってくださいっ。今日はどうもありがとうございました。
一同「ありがとうございました!!」

 
番外編 宮悪戦車(Vo.)と一問一答!!
 
●結成はいつ?
1998年。ドラマーの野村と宮悪戦車と前ギターで結成。
●結成のいきさつは?
そもそもノイズをやってた宮悪戦車が『恐いけど笑える』をテーマにしたバンドを組みたくて野村と前ギターに声をかけたのがきっかけ。
●みなさんの過去のバンドやパフォーマーとしての経歴 は?
宮悪戦車は宅録を学生からやっており98年、夢想回路という実験パフォームチームに加入。野村も同じく夢想回路のメンバー。ノイズを担当していた。マリィクはヘヴィロックギャルバン、エアドロップでベースをやってた。壱稀はウーマン・オン・ザ・ボートでギターをやっていた。アラーキー幽系は謎である。Fとヨシエは経歴無し!
●みなさんが影響を受けたアーチストは?(小説家・映画作家・劇作家・芸術家・漫画家 など)
寺山修司、丸尾末広、楳図かずお、江戸川乱歩、大槻ケンヂ、トビー・フーパー、つげ義春、花輪和一、藤子不二雄、石井輝男、大体このいつものジャンルです。
●みなさんが影響を受けたミュージシャン、バンドは?
キングクリムゾン、三上寛、J・A・シーザー、戸川純、ボアダムズ、サンタナ、アルケミー全般 、恐悪狂人團、デッドケネディーズ、町田町蔵、スターリン、あぶらだこ、リップクリーム、ダムタイプ、ガンズ&ローゼズ..皆かなり多種多様です。
●上記以外で影響を受けたもの(広くいろいろなもの)があれば?
ホラー、怪談映画、ホラー漫画、映画全般、ものまね、フランス、動物柄、映画制作、格闘技、お笑い、ゆきゆきて神軍、フリークス、見世物小屋、大道芸人..こんな感じです。
●今回の曲はそれぞれ別々の演目との関係の中で出て来た歌だと思いますが、一つのアルバムにまとめるにあたってトータルなコンセプトを設定しましたか?「鏡町」という舞台を設定してそこで起こっている様々な物語という感じですか? 「鏡町」には具体的なイメージはあるのですか?
鏡町というのは僕が結成当時から使っている言葉でして想像上の架空の町です。鏡の中に入ると全く違った世界に行けると思い込んでた僕の小さい頃からの夢でもあります。ストロベリーソングオーケストラの全曲が不思議な世界をテーマにしてます。その不思議な音を鏡町からお届けしよう!という記念みたいな物も込めて鏡町にて、になりました。
●バンド名の由来は? 僕はたどりつけない美しい森の奥の赤く、甘く、かれんな苺が咲き乱れる楽園。それを夢見て人間が歌う歌かな? と想像しています。
うわぁ!凄い!全然違います!勿体無いです。ストロベリーソングオーケストラという名前は可愛いけど実際は怖いんだぞ!という悪徳商法サギまがいのネーミングです。
●みなさんの歌や劇には、伝えられない思い、通 じ合わない心の壁にもがく人間の姿を感じます。女優のみなさんはみな、無知で悲しい人間を演じています。ところが宮 悪氏演じる?登場人物は、そんな人間達を超越した存在として描かれているように思います。宮悪さんはこの人をどういう存在と設定していますか?
一つは各物語のストーリーテラー的存在、一つはマスコットキャラみたいな存在といいますか。いづれは僕抜きでライヴをやって最後に『監督の登場でーす!』で、あのメイクをいちいちやって登場するのが夢です。
●親不孝という言葉をどんな気持ちで使っていますか? 僕は、親と子でも通じ合わない思いや心の底でお互いを思いつつ傷つけあっていく姿、そして暗い日本の家族制度の悲哀を感じます。
これは本当に親に孝行が出来ていない大勢の大人達(自分も含む)へのメッセージです。
仏壇、葬式のイメージ…これらにはどのような象徴的意味を持たせていらっしゃるのですか? 血のつながりや仏壇と向き合わねばならないことの苦悩を感じます。
仏壇、葬式は人生のゴールでもありスタートでもあると思ってます。輪廻天生です。歌詞にもチョクチョク引用しています。自分が死んだら葬式のSEにこんにちは赤ちゃんを希望です。
●「時計」とは何をイメージしていますか?
人間、人生です。僕、人間やら人生やらを何かに見立てるのが好きかもしれません。見立てフェチ!
●今回のアルバム、笑いありエンターテニメントあり痛快さもさることながら、シリアスなものやおどろおどろしい面 を感じました。宮悪氏のトークがないぶん、ライブよりはシリアス寄りかな? この配合具合についてバンド側の作り終えた感想はいかがなのでしょうか? それとも今回はあえてその路線を強くだされたのでしょうか?
各テーマの本来のコンセプトに基づいて作りあげていった結果が今回の仕上がりになりました。ライヴでは見えにくい私達の姿を体験してもらいたいです。そしてライヴでギャップを感じてほしい!
●親不孝怨歌の中の「俺はさらなる親不孝と化す…」などのナレーションの部分がありますが、聞き取りにくいので何と言っているか、教えていただけますか?
生まれてきたのが親不孝、白い首筋に手を差し延べる瞬間!俺は更なる親不孝と化す!〜スミマセン、この部分毎回インプロです。
●今回の録音、サウンドワークなどで、強調したい点はありましたらお聞かせ下さい。
多様なゲストを招いての録音や、楽器ではない音達の微妙な音、ライヴでは伝わりにくい歌詞の部分がハッキリ解るのでストロベリーソングオーケストラというバンドの不思議な世界を感じてほしい。
ストロベリーソングオーケストラ1stCD
『鏡町にて』
DOKUCD-001\1700(税抜)
BACK TO TOP→