SLANG INTERVIEW (1998年11月発行oo5号に掲載)

1988年結成。北海道・札幌に拠点を置くバンドとして
地元のシーンを引っぱるとともに、
積極的なツアーを行い、その骨太なHCサウンドを全国的に轟かせているSLANG。
ギタリストであり中心人物、KOにインタビュー。
KOは札幌のライブハウスKlub counter action、
レーベルStraight up records、レコードショップSlash city records等のオーナーである。
外見もさることながら、話してみてさすがに迫力があり、
芯のある人物という印象を受けた。

●北海道から伝わってくる情報やリリース状況をみていると、北海道のパンク/HCシーンというと、SLANGとか、カウンターアクション、STRAIGHT UP RECORDSが中心となって存在しているように思うんですが。
実際やっぱり、HCとかパンクの企画はほとんどウチがやってるんです。

●SLANGを結成した頃や、それ以前にはHCのシーンというのはあったんですか?
ブッチャーズとかイースタン・ユースの前身のバンドがいて、あのへんが盛り上がってた感じがする。別にあの頃はあの頃であった。

●今は札幌にはバンドはたくさんいますか?
今はいっぱいいますよ。すごく。みんな個性的だし。今日もBONESCRATCHとウチとか全然タイプが違うけどこんな感じで。みんな違うし個性的ですよ。それぞれ我が道をいくって感じで。

●企画とかは?
大体カウンターアクションでいろんなバンドをよんだりするんで、そのブッキングでやってるから。あとは自分達でバンドをよんだ時は自分達の企画でやるとか。

●STRAIGHT UPから去年リリースされた"HAKODATE CITY HARDCORE"を聴いて、JAPコアのイメージが強くて驚いたんですけど。
ああ、函館は(その傾向)が強いですね。そういうの一色って感じで。わりとすごいですよ。ああいう感じの盛り上がりが。

●バンドも多いんですか?
バンドはそんなに数がいるわけじゃないけれど、いわゆるジャパコアみたいな連中がたくさんいて。札幌とは全然違う感じだけど。すごいですよ、函館は。CRUDEが中心になってやってるんじゃないですかね。

●札幌と函館ではかなり違うんですか?
シーンは全然違う。

●電車ではどのくらいかかるんですか?
5時間ぐらいかかるかな。

●そうなると交流といっても大変ですね。
いや、ちょこちょこ行ったり来たり。

●北海道ってすごい広いけど、それ以外の都市には?
あと旭川。THE JOHNNYBOYSっていうバンドが中心になって結構頑張ってる感じですね。旭川へも年に何回かは行きますよ。あと、SLANGだけじゃなく他のバンドもいったりするんで。

(取材:98年1月7日)
 
 
・・・・インタビューはまだまだつづきます。
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