イベント名は『スカムナイトスペシャル』。お客さんは多かった。
ULTRA FUCKERSが変な英語を叫ぶ。テンションは高い。
しかしどう反応したら良いのか誰にもわからない。
石仏のように無反応なオーディエンス。
俺はその対比がおもしろかったんだけど、みんなはどう思ってたんですか???
HELICOID 0222MBの前にヘリコマンという謎の人がリズムマシンとシーケンサーで、
謎のブレイクビーツで遊んでいた。
そこに客席側から現われたメンバー。楽器を手にする。
ラフなジーンズ姿。かっこいい。
一発目はエクスペリメンタルな音響とグルービーな生演奏、
その中間を漂う絶妙な曲。
飛び交う言葉。
歪む空気。
テクノっぽくなったというか、一段とドラッギー!
ポップで深淵なるギャルバン。
3ピースのアバンギャルドハードコア、COMMUNICATION
BRAIN BUSTER。
演奏は完璧だったしスピード全開。
しかし水を打ったように静かな石仏達を前にして、いつも元気なドラムのキヨッさんの目はうつろだった。
でも変則的で短い曲を一つの曲のようにたたみ掛けていく構成、豪快な演奏はカッコよかった。
GOLDEN SYRUP LOVERS。叙情的で色っぽいボーカルと、
ポップで激しいビートが攻めてくる。
キュートな女性陣に負けじと、リードギター&ドラムがハードに煽る。
1stに収録の『Rest cure』がこの日一番泣かせる曲だった。
うっとり観賞、素敵な時間。