RAINBOW2000に行ってきた。
ちっこいシビックに4人乗り込み、運転が下手だと後部座席から罵られながら、
ようやく会場の石川県のスキー場に着いたのは朝9時頃。
そこにはすでに全国から来たパーティーピープルの車が並んでいた。
1時の開場まで駐車場でダラダラ。
バトミントンに興じたり柄悪く座っているピープルは、
どうみてもパーティーピープルというよりただのアウトドア好きな学生or肉体労働者にみえるが、
自分もひとのことは言えない。
開場後、テントサイトでテント張り。
雄大な自然。若く美しい人々。
すばらしいアウトドアパーティーに参加できる喜びがこみあげてくる。
いよいよ3時からスタートだ!
しかし、長時間の運転がたたり、テントの中で実に8時半まで一人で爆睡していた。
眠りながらも白山全体をゆるがすGOMAの大音響ディジュリドゥだけは聴いていたことは言うまでもない。
目覚めた時はすっかり取り残されてしまった。
その後やっと俺のRAINBOW2000がはじまる。
とりあえず会場をウロウロし、人々の色彩豊かな美しい服装を見るうち、
自分の格好があまりにもみすぼらしいので、
フリーマーケットでピチピチのパンタロンとかタイダイのシャツとか購入。
すっかり変身した後、仲間と再会。
その後はとりあえず、一晩中ひたすら超絶的な笑いと感動を体験した。
自然と人間の生命力が一体となり、虹の2000本も軽くでていた。
雨が降ってきて、潜水艦と化したテントの中から、
車から首をだす犬のような姿勢で、下の方をのぞけば、
RICHIE HAWTIN等の打ち上げる音と映像の大花火。
山も植物も人間もゴンドラの支柱までがスピリチャルに踊っている。
山全体を極彩色に輝かせる光。
朝方には雨もあがり、運動欲求が高まってきた。
ダンスエリアに降りていく。
ハッピーかつフリーダムな原始人的未来人的現代人。
ダンスしたり笑っている老若男女の集い。
大変なことになっていました。
翌日は恐ろしくスリリングな高度変化を楽しめるゴンドラに乗って山頂に登り、
ナチュアルアンビエントなフリーセッションを聴き、
最高に楽しく遊び平和を満喫するという素晴しい体験をしたのだった。