MENTAL DISEASE INTERVIEW (1998年11月発行oo5号に掲載)

MENTAL DISEASE
IKUMI  vox
SENGA  drums
KOZO  guiter
NOBU  bass
KESUKE  vox

男女DUAL VOCALバンドがいろいろあるが、
喉頭炸烈させんばかりに叫ぶこのバンドの女性ヴォーカルのインパクトはすごい。
名古屋を中心に活動するダークな哲学(?)NOISY CRUST CORE、
MENTAL DISEASE。
彼らの音は精神の痛みに対する治癒であろうか?
2年前に発売されたコンピレーションEP
『Natural crust and punk force noise making』(MCR)に参加、
その後1stEP『Get knowledge Free your mind』(MCR)を発売した。
このインタビューは97年5月、
彼らが大阪では有数のCrusties gig "Final noise attack"に出演した時に取材した。

※99年、MENTAL DISEASEはMCRから1stアルバム『Sometimes like flowers』を
リリースしました。

●結成はいつですか?
KESUKE(以下K):1994年。
SENGA(以下S):途中でメンバーが変わったんですよ。
IKUMI(以下I):オリジナルメンバーはKESUKEとSENGAでね。ギターや女の子のヴォーカルも違ったし。

●ヴォーカルは当時から2人だったんですか?
K:そう。ニューヨークのNAUSEAが好きで。そういう感じのがやりたいなと思って。

●NAUSEAのどこにひかれたんですか。
K:女ヴォーカルのバンドが好きだったんで。その頃はNAUSEAが女ヴォーカルということも知らなくて。ビデオでみたときに「あ、これだ俺がやりたいのは」と。

●最近男女ツインヴォーカルって多いですよね。同じスタイルでやってる他のバンドを聴きますか?
I:やっぱり気になるから聴きますね。
K:基本的に好きだし。

●他のメンバーはどうやって集まったんですか。
KOZO(以下KO):僕はジャンル全然違うんですけど、US系のバンドを。でバチッと辞めて、拾われた感じ(笑)。
I:ギャハハ。洗脳、洗脳。
KO:眠ってた本質を知らしましてくれた。
I:わたしは最初は女の子ばっかりのバンドを組んだりしてたんだけど、自分のやりたいことがうまく表現できなくて…そんな時にNAUSEAのVTRをみて自分の理想のヴォーカルスタイルと一致した。

●MENTAL DISEASE独特の音の世界があると思うんですが、つくる時にそれを意識しますか。
K:あまりそこまで。自分からでるものを素直にだしていく。
I:5人が今まで聴いてきたのを、総合してやってる感じ。わりと普段聴いているものはバラバラなんですよ。

●レコードを聴くと、ドラムが非常に変わってるんですが。ヌケのない音というか。
S:個人的にはもっとヌケとる方が好きなんですけど、曲に合う音を考えるとあの音が一番いいかなと思うんで、あの音になった。

●音づくりには全員の意見を反映させてるんですか?
KO:それをまとめるのが会長(KESUKE)。
I:影の総指揮(笑)。
K:いや、ギターソロはギターが決めるし。それぞれやりたいものが違うんで、ちょっと「こうしたら」ぐらいのことは、いいものになればと思って言うことはある。

●音源は今までどのくらい出してますか?
K:コンピレーションに参加したのと、7inchが1枚。

●レコード出したことによって影響は?
K:いろいろ手紙とかもらってます。
I:海外からきた時とか嬉しかったねえー。

●何枚プレスしたんですか?
I:1,000枚。

●売れ行きは?
I:わかんない(笑)。

●1stEPのジャケットは何かの引用ですか?
I:寺山修司だね(笑)。
K:あれはヨーロッパの女子学生の権利を訴えるための暴動の時の。
I:会長が好きな本があって。寺山修司の本で、それの挿絵に載ってたんですよ。会長、文学ハードコアだから(笑)。
K:哲学ハードコア(笑)。
I:太宰治とか大好きらしいです。曲名の"Human lost"というタイトルもそっからきてるんですよ。
●人間失格?…深いなあ〜。
I:深いでしょう。『人間失格』とか読んで挫折してるから。
K:挫折かなあ?
●歌詞は誰が書いてるんですか?
K:僕です。
I:わたしもちょっと。
●絶望の淵にいるような言葉が多いんですが。
K:そう、基本的に自虐的だから。
●実際あんな感じなんですか、それともあくまで表現?
I:そのまま(笑)。
KO:私生活(笑)。
I:私生活ですよ〜、あれは(笑)。
K:表現と現実のハザマ。
 

コンタクト:
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