前夜ありがたいことに打ち上げに参加(ウッチーさんthanx)。京阪と阪急の終電を逃してしまった。Uの谷山さんにJRにいけば結構遅くまで大阪行きがあるという裏ワザを教えてくれたおかげでなんとか帰宅できた(梅田から自宅まで1時間半歩いたけど)。そして今日はFANDANGO。GAJI vs 京都インディーシーンの2日目。昨日とは似て非なる世界をみせてくれるであろう。
少し遅れてついてみると、すでにステージにはウッチー氏(この2日間の企画者)。ソロテクノユニットVUV。踊れるアンビエント? 気持ち良い。お客さんも盛況。よい雰囲気。
MOTOR HUMMING。一時、レコメン系名門レーベルNo man's landからCD発売&欧州ツアー決定。「おめでとう、日置君!!」ムード一色であったが、レコードもツアーも中止となり、喜びの絶頂から奈落の底へ叩き落とされた。しかし、この日起死回生のめでたい発表が! なんとJohn zohnのレーベルTZADIKから1stCD『Musial Aluminum』が世界発売されることが決定したというのだ。涙のモーターハミング。おめでとう日置君。というわけでライヴも好調。のびやかにメロディー&リフ&速弾きを弾きまくるギター。オカズを数多く入れながらも決してうるさくないドラム。正確かつスピーディーなベース。最近サンプラーも使ってます。ラウドだけどユーモアがある。別に彼らはコミュニストではないと思うが、東欧、旧ソ連の民謡風フレーズも隠れている。
JESUS FEVER。CONVEX LEVEL。文句なし。もう多くは語りません。彼らは独自の世界を持ってます。特にJESUSはああいう音を好きな奴とっては最高らしい。もちろん僕も例外ではない。CONVEXはソリッドで歯切れ良くって、ヴォーカルラインがいかしていて、シングル切れそうないい曲をたくさん持ってる。今日はそれをたくさん聴けた。ギターを手のひらの上に立てるという秘芸も披露。
GAJI。NEW CD『focus | fluid | daub』を聴いた人はわかっただろうけど、CDと同じはじまり方。「ジャーン・・ジャーン・・ジャーーン・・」とギターが微妙に違うコードを引き続けるイントロから『Carx』になだれこんでスタート。2曲目『Hatchet Jagg』。曲の完成度、演奏ともバッチリ!! という時に限ってアクシデントは起こる。ギターの弦が切れてMCのあと復活。「ガジッ!!ガジッ!!ガキッ!!グギャーン!」とアバンギャルドなカッティング炸烈。もうノリノリ。そしてまたもや弦が切れ、ストラップまで切れ中断。そんなことすら丁度いいティーブレイクに感じさせてしまうほど、いいライヴだったのであった。
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