1984年から89年まで、大阪・西成にあったライヴハウスEggplantの同窓会と銘打った2daysイベント。
出演したのは、人脈的な流れかアルケミー関係のバンドが多かった。
27日
GOD SPEED（岡野太)
山本精一＆思い出波止場'89
XOYO+ホワイトゴスペリアンズ
非常階段
28日
RAPES
DANCE MACABRE
原爆オナニーズ
アウシュビッツ'84
ライヴの方はさすが本物・・・サイケあり、ノイズあり、ロックあり。
思い出波止場はバンド名に「'89」とついていたが全然、新しいメンバーだった。
非常階段には、SOLMANIAの大野さんやドラムには18年前のメンバーの人が参加していたらしい。
二日目は、ビビってみに行けない人がいたようだが、
そういうハプニングはまったくなく、それぞれのバンドを堪能できた。
原爆のタイロウ氏はしきりに「この曲は最初に大阪に来た頃の曲」とか「最初にeggに出た頃の曲」等の
MCを入れつつ、初期の曲も聴かせてくれた。
アウシュビッツでベースを弾いた女性は、
アウシュビッツ結成時のメンバーで
Eggplantの縁の下の力持ち的存在であったらしく、
一際声援を受けていた。
見に来た人は、30代や子連れの人もいたが、
初日にはEggなんて知らないような10代の若い人達がたくさん来ていた。
Eggplantは、スタジオあひるが閉店してしばらく後、オープンした。
当時、世間ではメタル全盛だったし、
ひざにバンダナ巻いてるようなARB／スライダーズタイプも幅をきかせいた。
ハードコア、パンク、ニューウェイヴ、ポジパン等は異端もいいところで
スタジオあひる閉店以来、そういうバンドが集まって出演できる店はほとんどなかった。
Eggができてやっと、そういう音楽、既成のハコからはみでた音楽をみれる場所ができた。
「こわかった」とか伝説化しているが、別に怖いのばかりではなく
いろんなバンドが出ていたような気がする。
・・・・等と偉そうにいっているが、
その頃僕は10代でわけわからんとみにいってた。
個人的にはoiとかthrash（メタルではない）の出はじめの全然盛り上がってない頃が印象に残っている。
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アウシュビッツ