CAVITY INTERVIEW (1998年11月発行oo5号に掲載)

フロリダ、マイアミから届けられた激重フィードバック。荒々しく異常者じみた叫び。
EYE HATE GOD、BLACK SABATHスタイルの重いスラッジサウンド。コードのうねりが神経をたかぶらせる。
ノイジーで耳障り極まりないサウンドではあるが、どこかブルースのごとき生な音触を漂わせている。
CAVITYの2nd『Somewhere between the train station...and the dumping grounds』に
深い興味をいだいたわたしはベーシストのDanにインタビューを試みた。

●CAVITYをはじめたのはいつ?
1992年末に活動を始めた。 俺はそれ以前に2つのバンドでプレイしていたんだけど、それが解散した後、できるだけ早く新しいバンドをスタートしたいと思っていたんだ。

●現在のメンバーは?
Daniel Gorostiaga (b)、Anthony Vialon (G, Vo)、Ryan Weinstein (G)  Henry Wilson (Dr)。

●年齢は?
ライアンが最年少の20歳で、その他のメンバーも全員20代半ば。

●いつ頃からハードコアシーンに関わりはじめたの?
80年代半ばだな。

●CAVITYをはじめる前は何をしていたの?
俺はずっと音楽をやりたいと思っていた。 1986年の終わりに友人2人と兄貴と俺の4人でバンドを始めた。 当時僕はドラムを担当していたんだけどあまり上手ではなかったのでベースに変わったんだ。その後、僕は2つのバンドでプレイした。 そして1992年にCAVITYを結成し、以後色々変化を遂げながら現在に至っている。

●CAVITYはどうやって結成したの?
バンドは俺の“ヘヴィーでラウドでフィードバックの多いサウンド”と言うアイデアのもとに始めた。 俺はLAUGHING HYENASやオールドブルース/ジャズ、STOOGES、BLACK SABBATH、BLACK FLAGのファンで、それら全部の音の影響を少しずつ取り入れた音が作りたかったんだ。

●初期はどんなサウンドだった?
CAVITYの初期の“音と日々”はものすごく混沌としていた。 俺達のライブはいつも20分ぐらいで、その中で3曲しかプレイしなかったんだ。フィードバックの洪水!

●マイアミのシーンについて教えてくれる?
マイアミの音楽シーンは僕らのサウンドにあまり、と言うよりほとんど興味を示さないな。 他のジャンルの音楽はかなり盛んだけどね。
僕らは大体いつもアメリカの他の地域での方が上手く行くんだ。

●ライヴはどれぐらいのペースでやっているの?
1998年に関して言えば、(His Hero is Goneと一緒に)マイアミで一度ライブをしただけだ。 以前はほとんど毎週の様に地元や他の市や州でライブをしていたんだけど、ちょっと一休みして曲作りに専念する事にしたんだ。でも7月にはライブを予定している。

●今までにでた音源は?
7' EP:
 Repress of self titled 7" E.P.
"Sometimes Sweet Susan" 7" E.P.
"Perseverance" 7" E.P.
"Perseverance" ( Fiesta Grande edition) 7" E.P.

LP/CD:
"Human Abjection" L.P.
"Drowning" C.D.
"Somewhere between the Train Station and the Dumping Grounds"C.D./L.P.

Split7' EP:
CAVITY/DAISYCUTTER 7" E.P.
CAVITY/BONGZILLA 7" E.P.

コンピレーション:
"Taste" C.D.
"Bacteria Sour Sampler" Parts 1 and 2
"Cry now, Cry later" Volume 3
"The Good, The Bad and The Ugly" 3枚組7" E.P.
 

 
・・・・インタビューはまだまだつづきます。
このつづきを読みたい方は、NEGA005号をどうぞ→
 

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