BORIS INTERVIEW (1998年11月発行oo5号に掲載)

BORIS
ATSUO drums, vocal
WATA  guiter
OTANI  bass

●音の力を極限までつきつめたかのようなBORISのライブや音源には圧倒され感動すらおぼえますが、
同時にその音の力は、重く暗くネガティブな方向に傾倒しているように思えます。
大谷:すごいでかい音でメチャメチャ前向きですよ!
ワタ:大きい音が体にきもちよい。まったく暗くはないです。
ATSUO:ネガティヴな所なんてぜんぜんないです。常に前向き。

●BORISの音源には「救い」や何かからの「解放」といった要素はあると思いますか?
大谷:「湧き上がるようなキモチよさ」
ワタ:?
ATSUO:聴いた人がそう感じたならそれでいいと…。聴く人それぞれがイメージをふくらませてくれればいいです。

●ノイズ、プログレ、クラシック、現代音楽などは聴きますか?(全員に)
大谷:ノイズ WHITE HOUSE、メルツバウ、マゾンナ、CCCCなど。プログレ ジャーマン系、イタリアのプログレなど。クラシック 耳には入ってくる。現代音楽 アルビンルシエール、打楽器とかESPのヤツ。
ワタ:ノイズ 特には聴かない。プログレ 最近ジャーマン系に興味がある(よく眠れそうな感じ)。 PINK FLOYDなど。クラシック 小さい頃聴いてた。現代音楽 アルビンルシエ
ATSUO:はまれればなんでも聴くよ。ジャンルは気にしない。

●過去のライブでは、メンバー以外のミュージシャンとのコラボレーションがあったそうですが、誰とやりましたか?。
メルツバウ、KEIJI HAINO、ナガタ カズナオ(ZERO GRAVITYの人)

●そのことはBORISにどんな影響を与えましたか?
影響は特にないが単純におもしろかった。新鮮でした。

●作曲はどうやって?
スタジオに入ってガーーーっと音を出して、いろいろいじる。あと、ひらめいたりもする。スタジオでしか作らない(作れない)ので時間がかかるのです。

●曲の構成は意図的に解体し、再構築しているように思われますが。
創造というのは、全部そういうことでしょう。

●BORISの音やステージングは幾度かの変化があったように聞くのですが、音楽的な変化はどのような時に生まれるのですか?
頭の中のチャンネルが増えた時。

●ライブにおいてあなた達が使用する器材(アンプ類、ドラムセット)に関心を持ったのですが、どのような器材を使っているか、どういう基準でそれを選んだか教えてください。
大谷:見ため。でかい音がでるかどうか。エフェクターは えぐいかどうか。
ワタ:視覚(みた目)→感覚(さわった感じ)→聴覚(音)の順番で。
ATSUO:最近は大きいのから小さいのまで高い所から低い所まで。イメージが欲しがる音を出せる物をそろえてるだけ。
 
 
 
・・・・インタビューはまだまだつづきます。
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