マノウォー氏率いるレーベル、CHの企画。
身動きとれないほどの超満員である。
新旧世代をこえたPUNK-HARD CORE
BAND達がそれぞれの持ち味を見せつけた。
RAZORS EDGE、NICE VIEWという、
大阪と愛知の若きTHRASHER達。
RAZORSはロックとパンクとハードコアとスラッシュとファストコアの熱いところを
大阪ノリ(?!)に煮込んだ感じがなんともたまらん。爆発感。
NICE VIEW。スピーディーで切れのよいリフで疾走したところで
急に曲がスパッと終わらせるような、独特な展開。
NICE VIEWならではのドライヴ感だ。
神戸のヘヴィーグラインドSWARRRM。
JAP COREの力強さそのままに、スーパーテクで鬼のような演奏に挑む。
複雑にして激烈なリズムは、変拍子をも含み
あっという間に加速して暴発する。
音の塊が降り注ぐ感じ。
ぎゅうぎゅう詰めで自由にのることができない客達を
動かしたのは、ヴォーカリストのダイヴと叫びであった。
(彼はGAMYのヴォーカルでもある)
そして、
原爆オナニーズのパンク、
GAUZEのハードコアへと続くすごい時間帯。
説明不要。
1!2!3!4!ではじまる原爆の音は、
すごくいいパンクのレコードからとびだしたような音を聴かせてくれる。
我が国を代表するオリジナルハードコア,
GAUZEの登場で、
FANDANGOはますます熱気を帯びて
さすがにふだんあまりみないような顔の客らまで来ていて
何やら尋常でない盛り上がりで皆おおいに楽しんでいる。
もういい加減としなので暴れずにみたい俺に
(ある種拷問かとおもうほど)
どけとばかりに変に当たってくるガキまでいる。
そいつに本気で下段回し蹴りを入れながら
よみがえってくる肉体的な運動衝動がとても気持ちよかった。