02/01/27
PENUMBRA CD『bear arms』発売記念ライブ
new age distortion、毘盧釈那、MORGUE SIDE CINEMA、
MUSIC START AGAINST YOUNG ASSAULT、PENUMBRA、etc.
at BAYSIDE JENNY

ZKレコードからリリースされたPENUMBRAのCD『bear arms』の発売記念ライブをみにいってきました。
しかし大阪港は寒い!! 
こん〜な気候では人間も凍てついてしまう。
観覧車、そしてペンギンパレードをしり目にベイサイドジェニーへ。

ついたら女性2人、男性1人でギターオルタナ系のバンドがやっていて、なかなかいいなあと。
new age distortionというバンドらしいです。
広いホールに決して客は多くはなかったのですが、
響き渡るディストーションが、ポップであったかかった。

次は一転して、
元鐵男のベース(フレットレス)+ドラム(メタルパーカッション)の二人に
ヴォーカル2人が加わった毘盧釈那(ビルシャナ)。
メンバー中2人が外人(オーストラリアかニュージーランド)。
最初はバックの2人だけがステージに。
ベースは歪んだトーンで自由自在に弾きまくり、
金属音をおりまぜドラムスがメリハリの強いリズムをたたき出し
類のないヘビーグラインドな世界をつくりだす。
そしてヴォーカル二人が登場(弁髪風顔面ピアスの日本人と長身の白人)叫びはじめた!

次のバンドは、黒いシャツを着た4人。
知らないバンドかと思ってたら
聴いているうちにMORGUE SIDE CINEMAだとわかった。
『SMALLBEER E.P.』というCDを持っていたからだ。
最近東京のレーベルから1stアルバムが出たらしい。
ギターポップ、ロックンロール、初期パンク、日本のoi?・・
そんな要素を感じさせるストレートにかっこいいバンドだ。
ボーカルの人はほとんど不動。押しつぶした声で一点を見つめて歌ってた。

京都のMUSIC START AGAINST YOUNG ASSAULT。
このバンドの音は立体音響である。
ウッチー、オカザワ、チャイナの3人間の音の移動感、遠近感が醍醐味なのだ。
冷たい冬の空気にベースがグルーヴを描き出し
ギターが発するポップトーンがそれにからむ。
そこにドラムが入って命が吹き込まれ、心臓の鼓動が聴こえだす。

で、この日のメインアクト、PENUNBRA
以下、先日僕が書いたDOLLの記事から抜粋
『大阪のPENUNBRA(ピナンブラ=日蝕や月蝕時の半影部の意)が
1stミニアルバム『bear arms』(ZK records)をリリースした。
激しい展開に満ちたグルーブ、疾走感は現在のラウドシーンに直結。
それとともに、彼らは10年は時代を遡ったオルタナティブロックの匂いをも感じさせる。』
・・・というわけで、その持ち味をフルに発揮した、ロックなライブでした。
BEATLESの影響大と自負するジンデン君は
亡くなったジョージ・ハリスンへのはなむけに「Here Comes The Sun」を
強引なアレンジでやってました。
フロアーでは後輩(?)らしき男ばっかりのグループが異様に盛り上がってましたが
僕としても結成以前から知っている彼らが
こういうかたちで1stをリリースしCD発ライブをやっているのをみて
感動しました。
ジンデン君も相当に音楽に取り付かれた男だけに
これからも自分の音楽をやっていっていくことでしょう。
 
 

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