RIA

アールアイエー(リア)

3

70年代のハヤリとも言うべきブラス+ニッケルメッキ

重いマウスピースだ。外見の形状はデュコフに、

内部はベルグラーセンの1Mあたりに良く似ている。

バッフルはやや高めでデュコフほどブライトで個性的な

サウンドではないが、ウォームなジャズ系のトーンにキレ味をプラスした感じか?

ベルグラーセンなどよりはスッキリした音で、アルトにも良く合う。

ボリュームもかなり出るので、ニュージャズ(フリー?)からリードアルトなどに良いかもしれない。

エレクトリックでももちろんヌケるが、ややダークさがある。

ティップの幅が広いのでリード合わせにやや苦労する。

鳴り始めがちょっと重いので微妙なプレイには不向きだが

バリバリとソロを吹きまくるにはよいマウスピースだ。

作りも良く、海外ではプロプレイヤーの使用も多い。(オリバーレイクなど)

これでビバップフレーズをバリバリ吹ければカッコいいが、

体力的には相当キツいと思う。

ウェインショーターがテナーで使ったりして、アメリカジャズ界では意外にファンが多い。珍しいイタリア製。





RIA anticorodal

アールアイエー(リア)

3

総アルミ製のリアで、形状はクロームメッキのものと変わりない。

重量は非常に軽く、ラバーをしのぐほどである。

もちろん柔らかいアルミのことなのですぐに傷だらけになる。

音色はカタめのラバー調のリアの個性は変わらないが、

クロームメッキ物のようなブリブリっとしたパワーは出ない。

やや押さえ気味に吹くとアルミの暖かさみたいなものが出るような気がするが、

さしてそこまでしてこのマウスピースを使うメリットはないような気がする。

ルックス的にはそうとうクール。

July/2002

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