NY Meyer Rubber

ニューヨークマイヤー

(写真は現行モデル)


  ビンテージのアルトマウスピースの中でも一際高い人気を誇るこのマウスピース。

「ニューヨークマイヤー」は俗称で、マイヤーがニューヨークに工房を持っていた頃の

現行モデルと同じ設計の物をこう呼ぶ。

かの有名なコレクター&プレイヤーのボブアッカマン氏も

ビンテージサックスの吹き比べにコレを使っていたし、

なるほどと思わせる出来の良さを感じることができる。

特筆すべきは「ハードラバー史上最高の素材」と称賛される絶妙の材料だろう。

化学研究所あたりが真剣に分析すれば現代でも作れそうな気もするのだが、

なかなかそう言う事をするメーカーは現れないようだ。(当然か・・・)

1940年代にマイヤー兄弟がマウスピース制作を始めてから、

1950年代にこのモデルを作り上げ、いまだに基本設計が変わっていない。

これは本当にすごい事だと思う。

ダークさとスムーズさを兼ね備えたアルトマウスピースの王道であることは間違いない。

キャノンボールアダレイのアッタクがありメロウなサウンドは

コレでなければ出ないだろう。


name : Ruben Sepulvedaさん
saxophone : alto and tenor
career : 一年未満

impression :

Great vintage sound...dark and warm without being stuffy or muddy. Clear tone with rich subtones. Not as bright as the Tone Edge. My favourite of the Meyers.



NY Meyer Bros.(Tru Flex)

Tru Frex



マイヤー兄弟社初のマウスピースとされているのがコレである。

(もちろんNYで制作された)マイヤーらしい軽めのカスレたサウンドは

すでにこのころから確立されていたようだ。

音量がNYマイヤーあたりと比べても控えめなので、

アコースティック専門ならばよいと思う。

すべてのジャンルで演奏するならば、

やはりNYマイヤーを入手したほうが良いだろう。



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<Vintage Meyer> size(opening&facing・・・)

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sopranoalto tenor bari

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1年未満2〜5年5〜10年10年以上

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