Claude Lakey

クラウド レイキー 定価¥13,500

5*3


ジャズアルト界では、メイヤーと並んでラバーの人気マウスピースであるが、筆者自身はあまり好みではなく、今まで使ってこなかった。ラバーにしてはかなり明るい音が出せ、まあまあのボリュームも出せる。軽めの音色はアルトらしさを表現するのに持ってこいで、ジャズからコンテンポラリーなフュージョン、ポップスなど、応用範囲は広い。難点は、ばらつきが多いのと、素材が柔らかめであるため、減りが早いと言うところか?「メタルの音が出るラバーはありませんか?」と楽器屋で聞くと、このマウスピースを出してくることが多かった。最近はランバーソンのように本当にメタルのような音がするものもあるので、メタル代用品としての座も怪しくなってきたが、値段の安さからか定番の時代もまだまだ続きそうだ。初めて参加したエレクトリックのバンドで、抜けが欲しいときにまず手を伸ばすべき2本目のマウスピースである。プロでは土岐英文氏の使用が有名である。2001年よりメタルマウスピースを新発売。アメリカではすでに登場しているが、インポーターの野中貿易ではまだ扱っていないようだ。(2007年現在は発売中)

2001/09/27現在

筆者の思惑とはうらはらに、ジャズプレイヤーの中で(それもビバップで)熱狂的にファンが多く、他のマウスピースの解説と比べても、思い入れが薄いぶん文章が淡白になってしまって、愛用者からおしかりを受けることもたびたびありました。まず、「軽めの音色」については、レイキーのもつ「抜ける」高音成分は大ボリュームであっても小ボリュームであっても存在し、弱く吹いた場合に高音成分が「軽さ」を感じさせる。ということで説明不足であったようです。ただ、一人で吹いた場合に感じる低音成分も、ベースやドラムなどの重低音楽器に消されたり、マイクの特性から、中高音を特徴的に拾ってしまう結果なのか、他のレイキー使用のアーチストで筆者好みの音色のプレイヤーがいないと言うこともまた事実であります。

サックスプレイヤーには「リード、あるいはマウスピースの周辺がパワフルに振動する」のが好きな人と、「楽器本体を振動させるのが好き」というタイプがいるようです。もちろん「両方だ!」という人も多いでしょうが・・・・。例えば筆者の場合「リードはやや鳴り、マウスピース、リガチャーはやや押さえめ、楽器は鳴り」という感じが現在では好きです。レイキーの場合、マウスピース的に「鳴り」となってしまうので、好まないのかもしれません。

2007年10月加筆

http://www.claudelakey.com/


Users Impression

name : Usiさん
saxophone : alto
career : 十年以上

impression : 5☆☆

軽い音ではなく、どちらかと言うと幅のある太い音、サブトーンからアタックのついたハードな音、フラジオまでよくなるコントローラブルなマウスピースだと思います。
明るい音が嫌いな人以外は絶対お勧めですと個人的には思いますが・・・

name : Kさん
saxophone : alto
career : 十年以上

impression : 5*3

散々メタルを取っ替えて、やっと巡り会えた相棒です (T▽T)アハハ!。ラバーでここまで抜けて、芯のある音が出せるとは思っていませんでし た。コストパフォーマンス高過ぎっ!

name : Dekoさん
saxophone : alto
career : 5~10年

impression :

長くデュコフD8を使って、サンボーンのコピーをしております。
最近デュコフもしんどくなってきたので、たまたまクラウドレイキーを購入して吹い
たところ、その予想以上の音量に驚きました。フラジオも出しやすく、サンボーンサ
ウンドも可能なハードラバーという印象です。

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