L.A.Sax

L.A.Sax

#8

Ballad

Funk

ハデなカラーリングのサックスや、デイブガーデラのマウスピースなどを現在製作しているLAsaxだが自社ブランドのマウスピースも作っている。ブロンズ素材の銀メッキと言う仕様だが、デュコフと外径もほぼ同じでガーデラのようなデュコフコピータイプと言ってもよいだろう。バッフルもデュコフのモDモタイプのハイバッフルで、ジャズと言うよりはフュージョン、ロックなどに焦点を絞ったデザインをしている。チャンバーは最近珍しい完全なスクエアチャンバーで、非常に反応が良い。見たところCNCのマシン仕上げのようで、現在のガーデラと同じラインで作られているのはないか?精度も高く、テーブル、レールの仕上げもそうとう良い。ただし、ガーデラが内部までレーザー仕上げされているのに対し、LAはバッフルがなんだか鋳物のようなデコボコな仕上がりだ、このへんはコストダウンされているのかもしれない。サウンドはデュコフ的なシャープなサウンドだが、高音部は重めの素材の影響か、ややマイルドさがありオールマイティーに使いやすい。リチャードエリオットがエンドースしているが、なるほどそういう感じのブリリアントなサウンドだ。オープニングNoは5〜9でデュコフに準じている。リガチャーもデュコフの物がそのまま使える。プアマンズガーデラとも言えるか?しっかりしたデュコフをお探しの方になかなか穴場のマウスピース。だが、日本ではほとんど売っていない。(July/2002)

買った時はなんだか中途半端なサウンドかな?とも思ったが、最近クラブで演奏するのに使いはじめた。都会的なAORの間奏などはやはりメタルのシャープなサウンドが欲しい、しかもノーマイク。スタンダードJAZZもやったりする。このような環境でなかなか期待にこたえてくれている。(Mar/2004)

デュコフ風LAsaxのバッフル。

LA SAXというメーカーはもう無いのかな?最近でもたまに使うマウスピースだが、キレキレの音色や猛烈に息が通るわけでもないので、超ビンテージのコーンにつけてみたところ見事に音色が音色がまとまった。変に暴れずに良い感じの現代感が出る。かといって抜けが悪い訳ではないので、気持ちよく吹ける。なによりハイバッフルなのにあまり耳障りな高音にならない所が気に入っている。

(Oct/2010)



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