アカイの公式ページは英語オンリーなので便利そうな情報があるのは分かっているのに
俺は毛唐語なんざ知らねえって人はくやしい思いをしてると思います。
とりあえずデータを落としてくること自体はそんなに難しくないので、
日本語で簡単に説明していきます。
(PCとインターネットを活用している人ならみんな分かる事なので、そういった
知り合いがいるならそのひとにお願いするのも一つのアイディアでしょう。)
プロブレムといってもダウンロードはうまくいっても操作方法が判らない方からまったくさっぱり
判らない人まで結構いるようなのでむちゃくちゃ詳しく説明しますので全然わかんないかたでも
1から順番にフォローしていけば絶対成功するはずなので諦めずにやってみて下さい。
ちなみに今Win95機しかないのでそれを前提に話を進めます。
(でも最近フラットメイトがマック買ったんで希望があればマック版もやります。メール下さい。)
まずアカイのホームページMPC&Sシリーズの音データのセクションに移動します。
(お使いのブラウザの”新しいウィンドウを開く”でこのページとアカイのページが
両方見えるようにしておくと少しは楽になります)
ところでこのページ、まずひとつサウンドデータの名前が見えますが、こいつは
Sーシリーズのサンプラー用でMPCではほとんど使い道がないです。
もうちょっとスクロールしてMPCなんとか。。。ってのが見えるところまで
いって下さい。そうしたら次に読み進んで下さい。
始める前に:超基本的なことを知っておく。
1.簡単といったってコンピュータのコの字を最近知ったような人には
わかりにくいことも多いです。とりあえず後でめんどくさい事で悩むのを防ぐために
初心者で"C:/windows/desktop/" なんて書いてあったら「ああ、そのフォルダになんかするのか。」
ってすぐ思い浮かばないようなひとはCドライブのルート(c:/)又はデスクトップにでも
適当な名前( mpc とか)のフォルダを作っておくことをお勧めします。(これはすぐ調べられるはずです)
そしたらこの後「適当な場所に」とか「ファイルをダウンロードした場所に」なんて表現が出てきたら
そのフォルダの事だと思って下さい。
2.これはちょっとややこしいですが、MPC2000以外のアカイのサンプラーはすべて
ちょっと特殊な方式でディスクにデータを記録します(MPC3000もです)。
ですのでそういったサンプラーで使っているディスクをコンピュータ等の機械に読ませると
「フォーマットされていません。」とかしかいってくれないわけです。
アカイのHPにあるデータはそのちょっと特殊な方式のディスクにだけ書き込めるような
方式で納められています。(もともとはMPC2000用のデータではなく
古いMPC3000用のデータなので)
そこでコンピュータ側でもちょっと特殊な方法でディスクを扱えるソフトが必要になるわけです。
具体的にはフリーウェアとして配付されている"Teledisk"というソフトを(Windows/Dosマシンでは)
使うことになるわけです。こいつは普通のウィンドウズ用のソフトではなくDOS用ですので
、例えばウィン95ではDOS窓のうえで走らせることになります。
普通こういったソフトは使う前にパスと呼ばれる環境変数をどーしてこーしてっていうめんどくさい
事をしないとつかえないのですが、これからダウンロードするファイルをすべて同じ場所に置くことによって
この手間を省くことが出来ます。下でダウンロードするよう指示のあるファイルはすべて
(わかんない人は上記参照の事)かならず一つの場所にダウンロードして下さい。
3 TELEDISKを手に入れる。
.この下のリンクをクリックすると、このファイルをどうするか質問して来ます。
これは只のプログラムですので、”適当なフォルダ”に”保存(SAVE)する”を選んで下さい。
http://trailerpark.com/phase1/chuchi/TELEDISK.EXE
そのフォルダを開いてみて"Teledisk.exe"ってファイルがあれば成功です。
(ちなみにこれはうぃんどうずでの話です。念のため。)
4サウンドデータのダウンロードと展開
マックとPCで多少方法が異なります:
PC(ウィンドウズ機)の場合;
OSはZip方式で(Iomega社のZipドライブとは関係ありません)アーカイブ(圧縮)
されていますので、"pkunzip"や、"Winzip"等の展開ソフトウェアが必要になります。
一度コンピュータのハードドライブの適当な場所にアーカイブをダウンロードした後、
(ダウンロード:ネット上のデータをあなたのコンピュータ上に保存すること。
ネットスケープやエクスプローラなら.Zipへのリンクをクリックした瞬間
ダイアログが開いて「このデータを開こうとしていますこのデータが安全である・・・」
うんぬんを聞いてきますので、ここで開くためのヘルパーアプリケーションが登録されていれば
開く、わからなければディスクに保存をえらんで下さい。)
上記ソフトウェアを用いて上手く展開出来れば".td0"の拡張子を持つ
(わかんない人へ:要するにファイルの名前の最後の3文字が td0 であるってことです)
ファイルが一つ完成しているはずです。(98年3月の今は”ヒップキット”です。
具体的には"hipkit.zip"を展開して"hipkit.td0"が出来るはずです。
一部の展開ソフトはもういっこフォルダを作ってそんなかに
展開したりするのでその場合は自分でテレディスクをダウンロードしたのと
同じ場所に移動して下さい。
ブラウザの設定によっては上記の作業を自動的に行ってくれます。(ファイルへの
リンクをクリックした瞬間WinZip等がヘルパーアプリケーションとして起動する)
その場合は、そのソフトの指示に従ってください。
マッキントッシュの場合;
基本的に上記のPCにおける方法と同じです。ですが、OSのファイルはZip方式ではなく
BINHEX'd stuffit アーカイブ方式で記録されていますので展開ソフトウェア名"winZip"を
"Stuffit Expander"等に置き換えて読んでください。
上記ソフトはすべてベクター.co.jp( http://www.vector.co.jp
)等から入手可能です。
個人的にはLhasaがおすすめです
5、サウンドデータをフロッピーディスクに書き込む
ここで最初に手に入れた”テレディスク”を使う事になります。「ドス用のソフトを
ウィンドウず95の上で走らせる」といわれてもピーンとこない人は特に気を付けて読み進めて下さい。
通常プログラムなんてそのアイコンをクリックしたらそのまま走りだすもんですが、
日本語ウィンドウズ95では「英語モードに切り替える作業が」そのまえに必要なために、
そのままフォルダを開いて Teledisk.exe をダブルクリックしても変な記号がそこら中に出るだけです。
(正確にはドス窓中に)
ここではあなたが C:/mpc/ にデータをダウンロードしたものとして話を進めます。
まず スタート - プログラム にある ”MS-DOSプロンプト”を選択します。あなたのコンピュータが
正しく設定されていれば窓が開いて ”C:/windows/ ”かなんかがでてカーソルが点滅しているはずです。
そうしたらまず、
us
の二文字(漢字入力のソフトなんかは切っておくこと)をタイプしエンターを押します。
これで英語モードに切り替わりました。
そうしたら、
cd c:/mpc
とタイプして
絶対に展開したフォルダーごとコピーしないで下さい。
必要なのは"MPC2000.SYS"と"MPC2000.EXE"の二つのファイルだけですので、その二つを
DOSフォーマットの2HDディスク(要するにMPC2000でフォーマットされた2HDフロッピーディスク)
にコピーします。これで新しいシステムディスクの完成です。”MPC2000バージョン1.5”と書いた
ラベルをはっておきましょう。
システム7.5以降のマッキントッシュをお使いの方はファインダーから直接コピーできる
はずですが、もしそれ以前のマックOSをお使いなら”PC file exchange”などのソフトが
必要な場合もあります。
3、MPC2000に新しいオペレーティングシステムを読み込ませる
新しいディスクは今まで使っていたシステムディスクの代わりとしてそのまま使えます。
ですので2、で作成したディスクをMPC2000のディスクドライブに入れて電源を入れるだけで新しい
システムが読み込まれます。外部ディスク(ハードディスクやZipドライブ等)も使っている
場合はそちらにもシステムを転送してやれば次からは自動的に新しいOSが読み込まれます。
(ディスクメニューから。詳しくはMPC2000マニュアルを参照)
インターネット等を経由して電子的に転送される途中OSのファイルがおかしくなってしまう
可能性も無いわけではありません−
常に現在使用中のシステムのコピーを残しておくべきです。
現在最新のバージョンは1.5です。アーカイブのファイル名は"MPC2V150.ZIP"又は"MPC2V150.HQX"
になります。(アカイのOSアップデートのページをスクロールしていって一番上にある:最初に
見つかるものが最新の物とみなして良いでしょう。
サウンドデータのダウンロード法とかも希望があったらやります。メールでその旨伝えてください。