現在、東京ディズニーランドバンドのドラマーとして活躍中の阪口和哉氏から


 
 私が最初ににモンデン・サウンド・クリニックの門を叩いたのは94年の9月頃だったと思います。大学の吹奏楽部の先輩
の勧めでした。
 それまでは、高校・大学と吹奏楽部でクラシックやマーチングでパーカッションに励んでおり、 アマチュアの中では腕に自
信がありました。しかし、レッスンの見学をさせてもらい、門田先生の巧さに唖然・・・・・リズムの正確さ、音色の美しさ等等
”プロ”のテクニックを身をもって体感し、強い衝撃を受けた事を今でもはっきりと覚えています。
 プロになりたかった私は「このままではいかん!」と即入会し、練習に励みました。中でも特に力を入れたのがルーディメ
ント。必死に研究しました。ドラムもルーディメントもそうですが、体が覚えるまで練習することが大切です。
 それから一年ほどお世話になり、研究生から講師助手と進み、単にテクニックだけでなく、色んな意味で多くを学ばせて
いただきました。

     そして独立。

 現在は東京ディズニーランドバンドという所でドラムを演奏しています。
 仕事というのは何でもそうですが、楽しい時も辛い時もあります。 私の場合、代役がいないので、体調管理には最も気を
遣います。
 今の仕事で一番好きなのは、何といってもゲスト(お客様)の笑顔ですね!お年寄りからちびっ子まで幅広い年齢層に聴
いてもらえるのはテーマパークならでは!そういうゲストの皆さんが、頭の上で拍手をくださり、最高の笑顔で喜
んでもらえた時、「音楽をやってて良かった!」と心から思えます。
 
 しかし、今でもどう演奏すべきか悩む事もしばしば・・・そういう時は、門田先生の言葉やプレイを思い返したりしています。
たまには直接電話をかけたりメールをしたりして相談に乗ってもらうことも・・・
 先生は厳しい方ですが、愛情あればこその厳しさ。 本当に大きな愛を惜しみなく注いで下さいます。私にはもったいない
程の”師”です。

 これを読んでくださった方やモンデン・サウンド・クリニックの仲間たち! こんな私でよければ質問等いつでもお受けしま
すよ!(^V^)
 最後に、「今の自分があるのは多くの人の支えがあってこそ」この事を忘れないでいただきたい。 そういう方々に感謝し
つつ、日々邁進してもらいたいと心から願います。

                                               Tokyo Disneyland Band(TDL)
                                                      阪口 和哉


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