[オインゴ・ボインゴ アルバム未収録作品リスト]

※とりあえずスタジオ音源が存在している物のまとめ。ライブでのみ演奏した曲やミスティック時代の曲は省いてます。

[オインゴ・ボインゴのオリジナルアルバムには未収録な提供曲]

「I'm Afraid」
1979年発売のLP「L.A. IN」に収録。お得意のガムランで始まる、ミスティック時代の楽曲。一部フレーズが「Forbidden Zone」の「Journey Through The Intestines」と同じ。

「I've Got to be Entertained」
1981年の映画「Longshot」への提供曲。サントラ未発売。劇中でボインゴによる演奏シーンがある。ネットで見かけるのは「曲の途中に役者のセリフが被る、映画からの録音音源」が多いが「元のスタジオ音源」も存在している。

「Better Luck Next Time」
1982年の映画「グローイング・アップ/ラスト・バージン(The Last American Virgin)」への提供曲。同サウンドトラックに収録。

「This Bud's For You」
1983年頃のバドワイザービールのコマーシャルソング。ショートとロングの2種類がある。CM自体にもボインゴ出ずっぱり。ちなみにCM途中、画面奥でライブ演奏風のシーンがあるが、ギターとベースの立ち位置が通常ライブと逆。珍しい。

「Bachelor Party」
「Something Is'nt Right」

2曲とも、1984年の映画「独身SaYoNaRa! バチェラー・パーティ(Bachelor Party)」への提供曲。同サウンドトラックに収録。
「Something Is'nt Right」は実は古い曲で、デビュー間もない80年のライブで演奏されている。

「Hold Me Back」
1984年の映画「SurfU」への提供曲。サントラは未発売。

「Fast Times Theme」
1982年の映画「Fast Time At Ridemont High」を原作とした、1984年のテレビシリーズのオープニングテーマ。サントラ未発売。

「Take Your Medicine」
1986年に発売されたチャリティアルバム「Live For Life」に収録。後述するが、4th「Deadman's Party」の未収録曲。

「Happy」
1987年の映画「Summer School」への提供曲。エルフマン名義で、同サウンドトラックに収録。

[1st Only A Ladの未収録曲]

※「Only A Lad」はデモ盤が存在するらしく、以下の未収録の他、収録作品それぞれのデモ音源もある。

「Ain't This The Life」
曲自体はデビューEP「Oingo Boingo」に収録されているが、それとは違うテンポの速い後期ミスティック時代のアレンジバージョン。

「Forbidden Zone」
「Forbidden Zone」のサントラ収録音源、EP「Oingo Boingo」のデモ盤収録音源とは別アレンジ。一応ここでのアレンジがオリジナルとされているが、真偽不明。

「Cinderella Undercover」
のちに5thアルバム「Boi-ngo」でも再度デモ音源が作られるが、またもや未収録。結局日の目を見るのは6th「Alive」となる。当音源は、初期ということもあって歌詞と歌い方がわりと違う。

「California Girls」
ビーチボーイズのカバー。エルフマンのスキャットやコーラスワークありの、良い意味でどうかしているカバー。「Chedreana girls」というタイトルでミスティック時代から演奏されていた。 バンド編成となった79年ごろ「George Segal's Best Bets」というショーでのプロショットによる演奏映像も残っている。また、テンポを落とした「Alternate Version」とされる音源も存在する。

「Louise」
1番の歌詞はフランス語で歌われている。やはりミスティック時代からの楽曲で、上記「California Girls」と合わせて「George Segal's Best Bets」でのプロショットによる演奏映像が残っている。この曲がお蔵入りなのは非常にもったいないと思う・・・。

「Open Eyes」
いわゆる「蛍の光」。アップテンポでスラッゴのサックスが光る。

「I Was A Teenage Monster」

[3rd Good For Your Soulの未収録曲]

※「Good For Your Soul」はセッション音源やラフ音源(と呼ばれるもの)が存在し、その関係からか収録曲のみならず未収録曲においても複数のテイクが存在する。

「All The Pieces」
2テイク存在し「ホーンフレーズから始まるテイク(#01)」と「ベースから始まるテイク(#02)」がある。EP「All The Pieces」に収録されているのは、より完成された後者。

「Freak Show」

「Head In The Clouds」
レゲエ曲。こっちをボツにして「Fill the Void」が収録になったのかなと思う。

「I Can't Pretend」

「Kiss My Ass」
90年代のライブで同名曲が演奏されているが、同名異曲。ライブ盤「Farewell」収録の「Burn Me Up」に似ている。

「Lightning」
翌年、エルフマンの「So-Lo」にて収録される。これも2テイク存在し「冒頭にガムランが鳴り、テンポも遅めのテイク(#01)」と「ほぼ完成されたテイク(#02)」がある。

「Lost Like This」
11年後、最終アルバム「Boingo」にて突如再録され日の目を見ることになる。当音源とほぼ違いなし。

「Waiting For You」
「ソリッドなギターにカッチリとしたホーン&ズンドコリズム」という、個人的にもったいない度1位の曲。なんと3テイク存在する。「唐突なエルフマンの歌声から始まる、前述したようなテイク(#01)」、 「テンポを落とし、Aメロと歌い方が全然別物になっているテイク(#02)」そして「最初のアレンジに戻し、コーラスを重ねたテイク(#03)」。自分は最初(#02)を耳にして微妙な曲と思ってしまっていたが、 この曲は(#01)か(#03)を聴くべき!これぞボインゴな代表曲になったと思うけどなぁ…。

[4th Deadman's Partyの未収録曲]

「Elementary Physics」

「I Stand Defeated」

「Take Your Medicine」
翌年、チャリティアルバム「Live For Life」に収録される。当音源とほぼ違いなし。

※この他「Deadman's Party」と「Heard Somebody Cry」そして「Just Another Day」は、仮テイクまたはデモ音源の存在が確認されている。

[5th Boi-ngoの未収録曲]

「Cinderella Undercover」
1st「Only A Lad」の未収録曲。再度デモ音源が作られるが、またもや未収録となる。当音源は、中ほどのエルフマンの語り部分「Cinderella's working for the CIA」のあとがワンコーラス多い。 次作 6th「Alive」に収録となるが、その際の構成は当音源ではなく1st時に戻している。

「Find You」

「Inside」

「Mama」
通常アルバムには未収録だが、同アルバムをEP5枚組にした「Boi-ngo Box」にはボーナストラックとして収録されている。また次作 6th「Alive」にて正式に収録となる。

「Remember My Name」
個人的にもったいない度1位の曲、第2弾。エルフマンのメロ、歌に加え、合いの手ギター&ブラス、そしてアヴィラによるスラップベースソロがたまらない曲となっている。 ただ5th「Boi-ngo」、7th「Dark At the End Of The Tunnel」の両方の記述が散見され、どっちの未収録かはっきりしない。色々情報を総合すると「Boi-ngo」の未収録曲のようだが、自分には曲調や色合いが7th「Dark At〜」に思えてしまう。 出回っている音源の音質の問題か、木琴に惑わされているのか。なんにせよ、非常にもったいない曲。

[8th Boingoの未収録曲]

「Helpless」
通常CDアルバムには未収録だが、シングル盤「Insanity」の他、カセット版「Boingo」とドイツ盤CD「Boingo」にはボーナストラックとして収録されている。ライブ盤「Farewell」でも演奏されている。

「Vultures」
「ロングバージョン」と「ショートバージョン」の2種類が存在する。この曲の終わりの部分だけ「Tender Lumplings」としてアルバムに収録されている。

「Water」
個人的に大好きな曲、非常にもったいない。曲としては、ライブ盤「Farewell」で聴くことができる。

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