JOYSTICKSとは?
JOYSTICKSは、リーダー岡本(ギター)を中心に、1978年初頭に結成されたらしい。私が大学に入学して、ロックベースがやりたくてロック研の門をたたいた時、ロックをやらない異色バンドとしてすでに有名であり、しかも男しかいない工科系大学で、若い女性ヴォーカルを複数かかえたバンドはめずらしかった。
オリジナルメンバーとして、当時ジャズ研の関(ドラムス)、吉澤(エレクトリックベース)がいたことからもわかるように、ロックとジャズ両面の幅広い特性を持った音楽性のバンドだったようである。当時から高度な演奏テクニックを持った実力派バンドであったが、その音楽性についていけないメンバーも多く、脱退者(というか、脱退させられたメンバー)が相次いだ時期もある。脱退者に通告するのは、いつも関氏の役割で、そのため一時期「首切りの関」と呼ばれた時期もある。
78〜80年頃、現在のメンバーであるちえこ(ヴォーカル)、宮崎(キーボード)、石井(キーボード)、渡辺(サックス)が順次加入。私は自分のオリジナルバンド(ESB)を結成するために、80年暮に一次脱退。(同時期に吉澤氏、ちえこ氏も一次脱退) 後任として、後輩で最もセンスのあるキーボーディスト石井氏を誘った。93年、岡本氏地元の夏祭り出演のために再加入を勧められた時、石井氏はあれ以来ずっと続けてきたとの話を聞いて驚いた。ツインキーボード・(兼ツインコーラス)となったJOYSTICKSは、ドリカムのコピーと、そのパクリネタ?のコピーを中心にライブを行う。元々音楽性が広いので当時のJ-POPはお手のもの! 以降、毎年1〜2回のライブを定期的にこなす。
2001年よりホーンセクションとパーカッションが加わり、さらに男性ヴォーカルを加えて11人編成となった2003年7月のライブでは、全曲のホーンアレンジを担当し、オリジナル曲にない4管の迫力をお聴かせすることができた。2004年9月は病欠の石井氏に代わり、助っ人キーボード浦野氏を加え10人3管アレンジでディスコ音楽を中心にライブを行った。
2006年9月16日(土)のライブは、助っ人キーボード浦野氏を正式メンバーとして迎え、私はトロンボーンとコーラスに専念の上、久々の4管で行った。男性ヴォーカルが参加できなかったのは残念だが、円熟味をより増したステージになったと自負している。以下写真紹介・・・