☆先生たち☆
ミーやんの高校時代の話ですが、雑草とお話するのが特技!という?
新任教師スピーキングが消えた本当の理由について…
ミーやんの関与が
深く取り沙汰されています・・・
ま、言われてみて、こういうこともあったヨネェ?って感じだけど。
それはとても暑い夏の日でした。
ミーやんが卒業した高校では、
1学期の終業式が終了した後、
”校内清掃”
という、
あまりにもゴーモンに似た行事が行われます。
暑い中、
校内の草を
ほとんど抜いてしまえ〜!!!!
・・・

行事です。
ミーやんはいつものとおり、
自転車置き場の後ろでのんびり座っていました。
(風が気持ちよくて、お気に入りの場所です。別にそこでタバコは吸ってなかった。
禁煙成功後のお話です。)
そこへやって来た
厄介ジジイの
生徒指導担当スドウ。奴はいつも、終業式の際、
原稿用紙10枚以上に文字をいっぱい書きこんで
生徒たちが
非行に走らないよう、釘をさす存在で、(しかし、本人自身自分が読んでる場所を忘れ、
何回も同じ頁を繰り返すような
非常に迷惑な存在でした。その上、誰もまじめに聞いていないので、
そのことを指摘したのはミーやんが始めてだったそうです。)
少なくともミーやんには煙たがれてました。
モチロン、スドウはミーやんのことを
非常に気にかけてくれているらしく、
「どのくらい草を抜いたんだ?
見せてみなさい!」
(スミマセン、見せるほど、抜いてませんよ。)
と、言えたらどんなにイイのに。
とか思いながら、確か、
「ここ日陰なんで、草生えてない
んです。」
・・・
ああ、
今と変わらず
大胆な
ミーやんである。
・・・
とかいって、お茶を濁しました。
スドウが去った後、
例のスピーキングがやってまいりました。
あまりの暑さと、
もう帰りたいのとで精一杯なミーやんの頭に
ある、アイデアが浮かびました。
「先生。
草の悲鳴が
聞こえませんか?」
モチロン、
雑草とお話し出来る…
という、
スピーキングの
特技を思い浮かべて
のことです。
スピーキング、しばし無言でした。
・・・・
しばらく無言のスピーキング、
ミーやんの抜いた
数少ない草を
持って、走っていきました。
今になって思うと、
・・・
ミーやん、
ついていけば
よかったのに。
目撃者が語るには、その後、スピーキングはスドウのところに行って
あることをジカ談判したそうです。

非常に怪訝な顔の
スドウが
そこに
立っていたとか。


2学期の始業式には
スピーキングはいませんでした。


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