released / 2001 ★ はお気に入り。 |
1.
Weeds2/Weeds(The Origin of the Species) ★ 2. Origin of the Species 3. The Night That Minnie TimperleyDied 4. Trees 5. Wickerman ★ 6. I Love Life 7. The Birds in Your Garden 8. Bob Lind(The Only Way Is Down) ★ 9. Bad Cover Version 10. Roadkill 11. Sunrise |
7th album |
This
Is Hardcore ■PULPの7枚目のアルバム。前回がパルプ風ハードコアなら、今回はパルプ風王道ロックです。 ■パルプの最大の武器であった毒々しいまでの装飾や舞台的なノリの取り払われた、ストレートな仕上がりになっています。ジャービスのなよ声も威風堂々とは行かないまでも割と骨太で現実を生きるひたむきさ、みたいな感じが良いです。 だから、そこ!田舎くさいとか言わない! ■1曲目の Weed から雄大。自然万歳!みたいなメロディーです。タイトルも雑草ですからね。和訳したら。そういえばパルプって名前も自然度高いですね。出だしから2部構成ですから気合い入ってます。5曲目の Wickerman はアルバム中編にして、ノーマルな曲では我慢がきかなくなったのかジャービスさんが始まりからブツブツ言ってます。(歌に入るのは5分も過ぎたあたりから)いつもの貴方が帰ってきた!みんなでおかえりジャービスと言ってあげてください。6曲目の I Love Life はアルバムタイトルとなっています。人生を愛するというタイトルですが、歌詞の内容は人生に対する挑戦という感じです。メロディは序盤物悲しく、後半で爆発。ジェービス爆発。人生を勝ちに行け!7曲目 The Birds in Your Garden はギターの穏やかなメロディから始まる温かい感じの曲。でもどこか物悲しく、牧歌的というか、イギリスっぽい曲です。8曲目の Bob Lind は歌詞はいつも通り悲観的な凹み系ですが流れるようなストリングスの美しい涼しげなメロディです。 ■全11曲という絞り込まれたラインナップですが、ボリュームは文句なしです。パルプも色々模索の方向へ向かっているようで、今後どのように向かうのか気になります。 |