released / 1994 ★ はお気に入り。 |
1.
Joyriders ★ 2. Lipgloss ★ 3. Acrylic Afternoons 4. Have You Seen Her Lately? 5. Babies 6. She's A Lady ★ 7. Happy Endings 8. Do You Remember The First Time? 9. Pink Glove 10. Someone Like The Moon 11. David's Last Summer 12. razzmatazz *US only |
4th album |
HIS'N'HERS ■PULPの4枚目のアルバム。このアルバムからPULPは有名になっていったようです。ペイブメントのワーウィー初めて聴いた時に感じたような衝撃をうけました。マジですか?!・・・マジでした。ジャーヴィスは大マジでした。全曲お勧めで、お気に入りを選ぶのが困るくらい捨て曲無しの超名盤。 ■全体的にポップでグラムな要素を取り入れたマニアックな曲が特徴です。この大仰でチープで甘いメロディ、魅惑的とおりこして変態っぽいです。邦題なんて「彼のもの。彼女のもの」ですよ。。て何だ!みたいな(笑)正直、ジャーヴィス以外が歌ったらダサすぎて聴けないような気がします。しかしそこにPULPの魅力がある事に間違いは無いでしょう。 ■1曲目の Joyriders から卒倒しそうなイカガワシさ。途中の緩やかに流れる安っぽいキーボードの音も扇情的に聴こえます。サビではドラムとキーボードが合わせてあからさまな盛り上がりがあるのですが、このわざとらしさも絶妙です。雰囲気は初期スエードに近いものを感じますねえ。3曲目の Acrylic Afternoons はジャーヴィスの囁くように低い歌声で始まり、曲の合間合間に悲鳴みたいな声も入った情緒不安定極まりない曲。ちょっと物悲しい流れるようなメロディです。5曲目の Babies はフレンチポップっぽい曲です。英語ですが。やはりメロディとか素晴らしいものがあります。6曲目の She's A Lady もお気に入りです。ダンス系のノリのポップソング。7曲目の Happy Endings はダンディ(!)なバラードです。ボーカルは多くの場面、エモーショナルでまるで破滅願望があるかのような歌い方してるのですがバラードだろうがお構い無しでした。シビレます。 |