OK Computer
released / 1997
はお気に入り。
1. Airbag
2. Paranoid Android

3. Subterranean Homesick Alien
4. Exit Music (For A Film)
5. Let Down

6. Karma Police

7. Fitter Happier
8. Electioneering
9. Climbing Up The Walls
10. No Surprises
11. Lucky
12. The Tourist



第40回グラミー賞受賞3rd album

OK Computer
待望の3rd albumです。ok computerと言うタイトルとは裏腹に、テクノロジーの進歩や現代生活の中の傲慢さを真っ向から否定する内容となっています。世間からの評価は高く、誌上でも大絶賛されアメリカのグラミー賞までとった名盤。
ガチャガチャと色々な音が混在しているのに、それらがまったく邪魔になっていないのは組み合わせの妙と言うしかありません。感情的に歌いながらも、あくまで印象は冷たく冴えたトム・ヨークのボーカルも相変わらず。1曲1曲のインパクトは前作the bendsの方がありましたが、全体的な統一感やアルバム全体としてみたクオリティはこちらの方が上でしょう。聴く程新しい音の見えてくる奥の深い楽曲ばかりです。
2曲目の Paranoid Android はバラードです。出だしの高音に向かっていくところなど感動的な美しさです。途中に激しくなるところがあるのですが、あれはちょっと強すぎるかなぁと感じました。4曲目の Exit Music は映画"ロミオとジュリエット"に使われました。スローな曲が多い3rd albumの中でも取り分けスローなバラードですが歌詞は結構きつい事言ってます。6曲目の Karma Police は ok computer の中で一番好きな曲です。控えめなギターとピアノのバラードで、切ないのとキレイなのとで目が眩むような名曲です。5曲目 の Let Down はピコピコした音で明るい感じのバラードです。歌詞は安らいでるといった感じでしょうか。8曲目の Electioneering は不安定で切迫した感じのロックですね。これまた良い曲です。どうやら私は高低繰り返すリズムに弱いようです。