13
released / 1999
 
はお気に入り。
1. Tender
2. Bugman
3. Coffee & TV

4. Swamp Song
5. 1992
6. B.L.U.R.E.M.I
7. Battle
8. Mellow Song
9. Trailerpark
10. Caramel
11. Trimm Trabb

12. No Distance Left To Run
13. Optigan 1
14. I Got Law-Demo Version *Bonus Track


6th album

13
新生blurとしての2枚目、通算では6枚目のアルバムです。ジャケットの絵はグレアム作。良い味出てますねえ(w デーモンの歌が格段に上手くなったと感じる13ですが、私はあの人をくったような歌い方が好きだったので今回のうちひしがれたようなボーカルは少し残念です。
デーモンと恋人ジャスティーンとの別離が今回のアルバム(というかデーモン)に非常な影響を与えているという背景があります。アルバム全編を通して重く陰鬱で、ポップというよりマニアックな印象を受けるのはそのせいでしょうか。しかし"blurらしさ"が失われているか、と言えばそれは大間違い。やっぱりblurであります。賛否両論ある今回のアルバムですが、今は過渡期だと思うのでこれからのblurがどう言う方向に進んでいくのか目が離せない所です。
1曲目の Tender はゴスペル調(!)出だしから衝撃的な変わりようです。ファンの受け止めは好評で人気高い1曲となりました。コーネリアスがremixしたりと結構話題になったので知ってる人も多いと思います。2曲目の Bugman はノイジーなポップロックっぽい感じで、5作目のノリが引き継がれてます。 movin'on を彷佛とさせますね。3曲目の Coffee & TV はグラハムがリードボーカルです。これが一番13の中でポップで明るいです。そしてとてもプリティーな歌です。グラハムの歌も5th albumの you're so great の時より落ち着いて上手くなってますねぇ。5曲目の1992は暗めで渾沌としてます。この辺は明らかに今までのblurにはない曲です。10曲目の Caramel は物悲しい感じの中に何とも言えない澄んだ感じがあって良いですね。冬の空みたいな乾いた冷たさを感じます。11曲目のTrimm Trabbはグルーヴ感があり、静かに盛り上がる名曲です。6th albumの中で一番好きです。