BLUR
released / 1997
 
はお気に入り。
1. Beetlebum
2. Song 2

3. Country Sad Ballad Man
4. M.O.R
5. On Your Own
6. Theme From Retro
7. You're So Great

8. Death Of A Party
9. Chinese Bombs
10. I'm Just A Killer For Your Love
11. Look Inside America
12. Strange News From Another Star
13. Movin' On
14. Essex Dogs
15. Dancehall *Bonus Track


5th album

BLUR
まず、5枚目にしてアルバム名にblurとつけるのがすごいですね(w これには無題という説もあるのですが、どちらにせよblurにとっては深い意味の有るアルバムであることは確かでしょう。今までデーモンが引っ張ってきていたblurですが、このアルバムからギターのグレアムの影響も強くなっていきます。
今までのポップミュージックは見る影もなく、うって変わった作りでグランジ、オルタナ寄りになっています。1st,2ndから聴きはじめてた昔からのblurファンには戸惑いが大きかったのではないでしょうか。(私はこれから聴きはじめたためそういうのはなかったです)雑誌やネット上でのレビューはこの変化に好意的な意見が多いですね。実際、名盤だと思います。
1曲目の beetlebum はジョン・レノンちっくな曲です。これは間違いなく傑作でしょう。デーモン、歌上手くなった感じがします。4thまではどちらかというと無感情に押さえるようなシニカルな歌い方が多かったのに比べ、5thは感情をのせる歌い方が多くなってます。ちなみに beetlebum というのはデーモンの造語で、歌詞も感覚的に作った為、翻訳は難しいです。2曲目の song 2ですが、私がblurの中で一番好きな曲です。盛り上がっていく音楽「woo-hoo!」というかけ声、飛んでる歌詞、もう何もかも最高です。この曲はグランジっぽくて音がザラザラしてます。そのせいかニルヴァーナ風と良く言われているようですが別にニルヴァーナっぽい雰囲気ではないです。7曲目の you're so great はグレアムの作曲兼ボーカル。アコースティックでとてもシンプルな甘めのメロディーとぎこちない歌い方が良く合ってます。ときどきひっくり返ったような情けない裏声が良いです。9曲目の chinese bombs、13曲目の movin'on はノイズまじりロック。割れたような音が印象的。