カリガリ

 メジャーデビューおめでとう!! 今年五月にデビューしたのだ。目をつけてからはや二年。すごいがんばったと思います。決して一般受けするバンドではないもんね。おめでとう。

 四人組。ギターはおかまキャラ。ベースは元早稲田院生。ボーカルは元レジ係。変なバンドだね〜 実はボーカルが入れ替わっていて、前のボーカルはハゲだった。なんとラピュータのベースの人の高校の先輩だそうです。
 今のボーカルさんはあんまり好きでないんだけどね。前のボーカルは声に味があってよかったんだわ。痛い歌詞書くし。

 カリガリの曲は多岐に渡っております。アルバムタイトルが「第○実験室」とすべて実験室が語尾に付くのです。毎回いろんな実験をしてますよ。ジャズとかラップとか。でも基本は歌謡曲!! 反論あるだろうけど歌謡曲。古臭い懐かしいメロディが満載だよ。
 歌詞は痛いよ。暗いよ。批判も多いよ。一番衝撃を受けたタイトルは「パパが僕を犯し、ママが僕を捨てた日」。(←うろおぼえ) 笑ったタイトルは「37564」。(←みなごろしと読む) 最高でしょ!!

 演奏はめっさうまい。ギターは下手とか言う人もいるけど、うまいよ! 音使いとかうまいし、フレーズも独自性満開だし。
 特筆すべきはベース。あほうまです。はっきりいって「ひく」よ。噂では今までに1000曲はコピーしたそうです。チョッパーとかバンバンやってるよ。
 ライブではベースキッズがじっと見つめているそうです。そんぐらいうまい。彼の名は「研二郎」、アゴが出てます。

 メジャー行っても相変わらず毒吐きまくってます。そんな姿勢が好き。今の音楽シーンでは貴重な存在だ。異端児って素敵!!