どうも。まささんところの今日の一言に触発され、そこの掲示板に怒涛のはっきり言って迷惑なレスをつけるだけではあきたらず、
自分でもなんか書いてやろうという集客力を冷静に考えれば単なる自己満足以外の何物でもない企画を実行に移してしまいました。
んでもっていきなり一回目でいきなり重いテーマってのもアレですので、スポーツネタなんぞを。
いやー、今場所の千代大海はホント強かったっすねえ。
最後まで優勝争いに加わって13勝2敗ならいままでのコンスタントな成績からして十分大関昇進の可能性はありました。
それが横綱大関陣総ナメにした上に優勝決定戦にまで出たって言うんですからもうその時点で大関昇進は確実なわけでして、
しかも優勝までしちゃったんだからこれはもう文句無しでしょ。正式決定はまだだけど。
武蔵丸・貴ノ浪が大関昇進してから5年。この間の大関取りレースはものすごいものがありました。まず出てきたのは
右上手をひくと無敵の怪力男・魁皇、「平成の怪物」武双山、そして学生相撲時代からの武双山のライバル・土佐ノ海の三人衆。
しかしこの三人がケガなどでチャンスを逃すとかわりに出てきたのが栃東・出島・栃ノ洋の「新・御三家」 (^^)
が、彼らもケガなどでチャンスを逃しました。彼らの他にも琴乃若や玉春日、貴闘力や琴錦など新旧入り乱れての
激しい大関争奪戦が繰り広げられました。ここしばらくは、実力者が多すぎてつぶしあいになり誰も抜け出せない状態になってました。
そこをスルスルと抜け出してきたのが「ウルフの一番弟子」千代大海。新入幕後さほどハデな活躍はなかったが着実に力を付け、
徐々に番付を上げていき、そしてこう言っては失礼ですがいつのまにやら関脇に定着。知らない間に大関に一番近いところまで来ていました。
そして今場所。関脇が千代大海・武双山・琴乃若、小結が栃東・琴錦・出島、前頭筆頭が魁皇と土佐ノ海というふうに新旧の大関候補の実力者が
上位にズラリと顔をそろえました。「さあ、今年の大関取りレースはまずだれが抜け出すか」という言われ方はされてましたが、まさか今場所いきなり
大関昇進を手にする力士が出てくるとは誰も思ってなかったでしょう。しかし若乃花以外の横綱大関陣の調子が出ず、出だし6連勝した千代大海が
一躍対抗馬として追走する形になりました。一時は星二つ差がつきましたが13日目に武双山が土俵際逆転で若乃花に土をつけ再び星一つ差に。
そして千秋楽。若乃花との直接対決に勝ち、優勝決定戦も取り直しの末勝って初優勝。水曜日には正式に大関昇進が決まる予定です。
あと今場所もう一人注目を集めたのが十両筆頭の雅山。幕下付け出しデビュー後二場所連続全勝で幕下優勝。十両にあがった先場所も優勝して
初土俵後三場所連続優勝というとんでもないことをやらかし、そして十両筆頭まであがってきた今場所も14勝1敗で十両優勝。初土俵後4場所連続
優勝という勲章をひっさげ、来場所はいきなり幕内中位まであがってくる。横綱や大関との対戦もあるかもしれないところまで一気にあがってきそう。
ちなみにこの雅山、マゲを結ってません。出世に髪が追いつかず、まだマゲを結えるだけ伸びてないんです。マゲのない力士が結びの一番でとる
というものすごい光景が来場所見られるかもしれないです。
あと一言。最近ここ何年間か続いていた満員御礼の連続記録がとだえたため「相撲人気に翳りが見られる」という言い方もされてますが、大詰めの
終盤戦で満員にならないならともかく、平日の序盤戦あたりでは満員にならないほうがむしろフツーというか、毎日満員になってた今までの方が
おかしいんじゃないですか?プロ野球やJリーグでも、入らない試合は全然入りませんよ。
お客さん十分入いってるのに満員にならないくらいで大騒ぎしてどうするんでしょうか?