なんとなく眠れなくて 行き先も決めずに家を飛び出した
夜の風は予想外に冷たくて 爪先を思わず丸めた

見上げると遠い空 ちっぽけな私は翼もなくて
灰色の空気のこの町で迷子になるだけ

あなたの言葉は あなたの瞳は
あまりにも優しすぎて 私をイヤな人間(ヒト)にさせる
だけどあなたの言葉を あなたの瞳を
私から離さないで どうか永遠に・・・

どのくらい歩いただろう? 昼間とは違う顔になる
町にたたずみ誰もいない道路の真ん中で あなたの名前を叫んだ

この涙はどこへ行く? シアワセが怖いだけじゃない
ただあなたを失うのがどうしようもなく怖い

あなたの事だけで あなたのためだけに 生きていきればいい

私はイイ人間(ヒト)じゃないけど あなたの事だけを
あなたのためだけに 考えるようにするから
あなたの言葉を あなたの瞳を
私から離さないで 抱きしめて・・・