約束

作詞・作曲・編曲/松浦しょういちろう

 

甘い殺し文句が 気まぐれな肩をすぎた

細い腕がくりだす あさはかな薄いラインに

 

ちょうどいいくらいの体を あずけている

悲しい刹那の雷鳴が響く空は 露消し

 

悪魔に魂を売りわたした時 魔が刺したという

不意の加速の温度計の赤 体温をもこえ

想像どおりの天使のかなしみ

 

狂おしいメロディーと 雄大で冷めた空は

最高の場面で 最高のコントラスト

 

かすかな遠吠えと わずかな明かりが 

過去のカケラを静かに満たし 間に消えた

 

悪魔に魂を売りわたした時 魔が刺したという

あわれな人 ひざまずいて 祈り捧げる

想像するのは天使のかなしみ

 

乾きすぎてた十字路 かわされたはずの言葉

だれの耳にもとどかない

 

悪魔に魂を売りわたした時 魔が刺したという

不意の加速の温度計の赤 体温をもこえ

想像どおりの天使のかなしみ