陽の当たる坂道
作詞・作曲・編曲/松浦 祥一郎


皮肉なほどの太陽の視線を感じ取った日
いつもと違う雰囲気纏って坂を下れば

「想い出」とか呼ばれているものを
思い出してるのさ
時間が止まった様な錯覚に陥る

僕のありったけを奪った君なのに
街灯の下に君の中の僕が落ちてた

ため息まじりの笑顔を見せた君は
振り向きもせず 夕陽と一緒に溶ける様に消えた

空いた穴は閉じられない
埋めることさえもできないのだろうか

夜の涙に溺れても
無情にも同じ太陽昇るのだろう

戻らない空気と時間
僕を追い越してく
気づかないフリをして
陽の当たる坂を下る