愛の傾斜
作詞・作曲/松浦祥一郎 編曲/マシリカ
都会の不快な狂騒 空を染めたら
週末の聖者が僕らを手招くのさ
愛のうたを背で謳いながら
たれ込めてた空白
意味のない複雑な言葉でさえ埋め尽くせない
微かな光 照らせ!
あからさまな愛の模様 描いても
長しえに保たれてるモノは無い
まわりまわる時間を幾重にもなぞる
愛の傾斜を転がれ 縮して転がれ ああ
誤解の経過を想像でつなぎとめて
萎んだため息 ふくらませてたのさ
暮れる涙 刻み続けながら
ありがたみを遮る風化作用
気づけば消えかけてた
情け容赦ないボディブロー
軽くかわせ!
たがいちがい割れた欠片、重ねても
古えの教典はもう破られた
まわりまわる時間を幾重にもなぞる
愛の傾斜を転がれ 縮して転がれ ああ
出掛け仕度はできた 遥か遠い旅路だけど
踵を返さないと誓うよ
あからさまな愛の模様 描いても
長しえに保たれてるモノは無い
まわりまわる時間を幾重にもなぞる
愛の傾斜を転がれ 死ぬまで転がれ ああ