![]() 朝ぼらけが波音を飲み込む。女が1人生まれたままの姿で波間を這いながら砂浜へ。赤ん坊と変わりのない女。初めての世界を這って進む事しか出来ない |
![]() 砂浜を這い廻り見つけた.................初めての玩具 hiheels。 「やっと歩けるようになった。」 |
![]() 00時。0の道。ツカツカ靴音ひびかせ女は、ただ真っ直ぐ歩き続ける事しか知らない。 道端で拾ったstocckings。街の匂いと愉しいnoise。 「キュとして... ぅふふ」 |
![]() ひたすら歩き続けた女... 胃の寄り道... 人気も音も無い工場へ迷い込む。工業機械の上に置いてあるコルセットに近ずき手に取ると、もう何年も動いていない機械の音だけが鳴り響く... 一度お腹を撫でてコルセット装着 「... 。」 |
![]() 物静かな階段。靴音もたてずに上がって行くと、誰もいない美容室へ。女は、鏡の前へ。ハサミを手にして自分の髪を切り、きっちり化粧をする。化粧室に入り小便をして手を洗い化粧台に置いてあるカミソリで脇毛を剃りglovesをはめ化粧室を出る。 「これで手がキレイ... うれしいわぁ」 |
![]() 薄明かりの中、歩き続けた女は、建築中の家の前で立ち止まり家へ入ろうとすると家族団欒の......楽しい声が |
![]() 耳を疑い中へ入ると人気ない冷たい空気の中brassiereが浮いている。女は、別れを惜しむかのように右手で左の乳房を揉み出すがモンモンとした気を抑えてbrassiereをゆっくりと装着。 「心臓がドキドキしない!」 |
![]() 綺麗な流れの音だけ聞こえる。川沿いにかかったはしごを1だん1だん思い思いを大切に上がって行く。カミソリと貞操帯... 音がなくなる。 |
![]() しゃがんでカミソリを持った瞬間ニヤリと微笑み激しく音楽が鳴り響き一息に陰毛を剃りあげる。綺麗な自然の流れ...立ち上がり貞操帯を...空を仰いで。 「ウンコも男もこれでいらないわぁ」 |
![]() ガンガン響くclubのエントランスへ続く階段を勝手に店の中へ。入ってみると、誰も音も無くただバーカウンターに足枷が光っている。それを目にした瞬間うるさい音楽とネオンの繁華街へ。おんなは、legcuffsの鎖を掴みカチカチ鳴らしながら膝を曲げずに、腰を折って装着。 「カチカチ素敵な音」 |
![]() 深夜の団地... 階段をカチカチ・コツコツと上がって... 屋上に出ると生活の映画が上映している。 闇が生活の映画を飲み込んでmaskが照らされている。キラキラした音、女は前・右・左・後と確かめ確かめMaskを... |
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![]() 女はひとりで歩くだけ歩いてきてドンドン進むだけ世間にズレて生きて... 落ち着けるところを探し求め出す... ずぅっと何処かで流れている鳴っている音だけを頼りに歩いて行く... 夜明け前の公園ずぅっーと聞いていた音、音楽が高々響いている。 |
![]() 女は公園でhandcuffsをひろう... 犬や猫のように匂いを探してジャングルジムの中へ... グルグルと散々廻ってやっと見つけた女のスペースでhandcuffsを絡めてロックする。 |
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